—女は、愛されて結婚するほうが幸せ。
その言葉を信じて、愛することよりも愛されることに価値を見出し、結婚を決める女性は数多くいるだろう。
めぐみも、夫からの熱烈なアプローチを受けて結婚を決めた女のひとりだ。
だけど、男女の愛に「絶対」なんて存在しないのだ。
“亭主元気で留守が良い”を豪語し、家庭は二の次、好き放題やってきた美人妻・めぐみ。ところがひょんなことから、夫の様子がおかしいことに気づく。
夫を大切にすることを完全に忘れてしまった妻の行く末は…?
◆これまでのあらすじ
反乱を起こした夫・弘樹の胸の内が明かされた。めぐみは、歩み寄ろうと必死だが…?
「…ごめんなさい」
手を乱暴に振りほどき、寝室に行こうとする夫・弘樹の背中に向かって、めぐみは頭を下げた。
−絶対、今日話さなければ。
これまでも、「あとで話そう」と言って結局話さずに終わったことが山ほどある。「あとで」が積み重なった結果、コミュニケーション不足に陥......
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この記事へのコメント
正直か…というか、頭悪すぎて驚愕する…
違う言い方すればよいのに…
頼りになるとか安心感があるとか