小宮山雄飛の本能のひと皿 Vol.4

喫茶店で食べるカツカレーって無性に旨い!ほっこり懐かしい絶品カツカレーが原宿にあった。

グルメ通のミュージシャン・小宮山雄飛さんが生まれ育った原宿界隈。目まぐるしく進化を遂げ賑わう街の一角にある昔懐かしい老舗喫茶サロンに、つい足を止め食べたくなるカツカレーがあるという。

カレー本まで手掛ける雄飛さんの、厳しい審美眼に叶う〝本能のカレー〞を紹介しよう。

ハーブ三元豚のカツカレー¥1,000(サラダ&ドリンク付き)。シェフが、前職のイタリアレストランでの賄いを再現したのが始まり。ソースと相性のよい硬めに炊いた十五穀米を使用したカレーは、白米に変更も可能。サラダ&コーヒーまたは紅茶付きだからお得感もたっぷり。ファンが多いのも納得


洋食屋的デミグラカレーとさっくりカツが絶妙なひと皿
『コロンバン原宿本店サロン』の「ハーブ三元豚のカツカレー」

「実はこのカツカレー、つい最近まで食べたくても食べられなかった、レアなメニューだったんです!」と、無類のカレー好き・雄飛さんが紹介するひと皿は、かつて週替わりメニューで、食べられるのは週一回だけだったというカツカレー。

雄飛さんがツイッターで紹介したのがきっかけで今年4月、定番メニューに昇格したばかりだ。

ハーブ飼料で育ったカナダ産三元豚を約100g使用。サラダ油で3分間揚げる


店の歴史は古く、大正天皇の料理人を務めた創業者が、パリの洋菓子店『コロンバン』で修業したのち、1924年、大森に洋菓子店を開業。1967年より現在の原宿に店を構え、愛され続けている。

「小さい頃からケーキを買うお店はここ。でも家が近すぎてゆっくり店内で食べたことはなかった。大人になってからこのカツカレーを知って訪れ、すっかり虜に!」

旨みの秘訣は牛肩肉が溶けるまで煮込んだデミグラスソース。バターで炒めた玉ねぎ、ホールトマト、マンゴーチャツネ、8種のスパイスなどで整えたカレーソースと合わせ、丁寧に煮込む


「いわゆるカレー屋のそれとは違う、洋食屋を思わせる濃厚デミグラスのカレーソースと、カツレツっぽい軽やかなカツに魅了されました。スパイスの効かせ具合も絶妙です」。


洋菓子のイメージが強い老舗の喫茶サロンで、隠れた名物を楽しむって、なんかいい……と思っていると「あ、もちろん、ここの焼きショコラも名品ですけどね!」と雄飛さん。

意外な店で食べられるツウなカレー、是非抑えておきたい。

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