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呪われた家 Vol.8

「何もかも忘れて、あなたに身を委ねたい…」婚約者と過ごす久しぶりの夜、女に掛けられた罠

結婚と同時に女に待ち受けるのは、“義実家”という呪縛。

奇妙な風習、監視の目、しきたり、そして義家族たちの薄笑い…。

夜な夜な響くその声は、幸せでいっぱいだったはずの新妻の心を蝕んでゆく。

◆これまでのあらすじ

看護師の岡林沙織(26)は、恋人の清川宗次郎(28)からプロポーズを受ける。

だが清川家のしきたりと、義姉の朝美による嫌がらせは沙織の心を追い詰めていく。婚約者の宗次郎は理解を示すものの、多忙のあまり頼ることはできず…。

そんなある日、夜な夜なバレエを踊る義母の千鶴子の正体を知る。結婚前、有名なバレリーナだったと聞き…


宗次郎は、沙織がはじめて心の底から愛した男性だ。

仲の良い姉妹で育ち、中学高校六年間を女子校。そして大学の看護科に進学し、看護師という女社会。男性との関わりは同年代より少なかったと思う。

何度か男性と付き合った経験はあるが、本気の恋というのはいまいちピンと来ていなかった。......


この記事へのコメント

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No Name
よくこの状況で宗次郎と抱き合って仲良くしようとするよね。
せっかく二人きりなんだから、仕事の事とかおかしいと思ってる事を話し合えば良いのに。
2019/10/11 06:3399+Comment Icon6
No Name
こんなのありえねー!!
が面白いのは最初のうちだけで、ここまで引っ張ってメインストーリーに進展がないと、食傷気味になります。
お腹いっぱい胸焼け感からどうガスター10や太田胃散を効かせてくれるのでしょうか。
2019/10/11 05:5099+Comment Icon1
No Name
何か話が進まないね。
いつまでしきたりの説明するんだろう?
2019/10/11 06:2099Comment Icon3
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呪われた家

―結婚―

それは、愛し合う男女が二人で新しい家庭を築くこと。

だがその儚い幻想が、見事に打ち砕かれたら…?

女は生まれ育った家を、それまでの人生を捨て、嫁ぎ先に全てを捧げる。結婚と同時に“家”という呪縛が待ち受けているのだ。

奇妙な風習、監視の目、しきたり、そして義家族たちの薄笑い…。

夜な夜な響くその声は、幸せでいっぱいだったはずの新妻の心を蝕んでゆく。

―逃ゲヨウトシテモ無駄ダ…

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