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東京ワーママ戦線 Vol.9

「中途半端でイライラする」時短勤務の女に噛みつく、アラサー独身女に起きた悲劇とは

ワーキングマザー。

それは“母親”としてだけでなく、1人の働く女性としてキャリアを積みたい、と願う女性たちのことである。

だがそんな彼女たちに待ち受けるのは、試練ばかり。

◆これまでのあらすじ

青山の専門商社で働く翠(28)は5年間営業として働いた後、産休育休を取得し息子・颯太を出産、会社に復帰した。

時短勤務で仕事に励むが、人事考課で給与が下がってしまう。だが先輩ママの絵里の勧めで、ずっとやりたかった新規プロジェクトの社内公募に応募、条件付きで合格する

だが仕事への取り組み方について夫・大樹と喧嘩をしてしまう。悶々とした気持ちを抱えたまま迎えた翌日、会社の化粧室ですすり泣く声が聞こえて・・・?

同期・凛の本音


凜が泣いていたのは、その前日に起きたあることがきっかけだった。

「え、この時間から店舗に行くのかよ?」

健太が驚いたように声をあげる。21時近くのフロアで残業をしているのは、凛と健太だけだった。

「だって、今日は新商品の発売日なの。展開の仕方を確認して、先方のマネー......


この記事へのコメント

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No Name
過労死への道!引き返そう。
2019/10/02 05:3799+Comment Icon3
No Name
長い時間働いていればいい結果が出せるというものでもない。
時短勤務という限られた時間の中でオンオフ切り替えて仕事をする方がいい時もある。
2019/10/02 05:2299+Comment Icon4
No Name
要領よく限られた時間の中で仕事をまとめることができて有能とされる
だらだら自分のペースで納得できるまで仕事をしてるのはまた違うかと
2019/10/02 06:0289
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東京ワーママ戦線

ワーキングマザー。

それは働きながらも子育てをする母親の総称。

独身を謳歌するバリキャリ女子でもなければ、家で夫を待つ専業主婦でもない。

“母親”としてだけでなく、1人の働く女性としてキャリアを積みたい、と願う女性たちのことである。

だがそんな彼女たちに待ち受けるのは、試練ばかり。

青山にある商社に勤める、桐本翠(28)も、ワーキングマザーとなった1人。

数多の試練を乗り越え、母として、女性として輝くためには―?

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