−“女”の幸せとは、結婚し、子どもを産み育てることである。
そんな固定概念は、とうの昔に薄れ始めた。
女たちは社会進出によって力をつけ、経済的にも精神的にも、男に頼らなくてもいい人生を送れるようになったのだ。
しかし人生の選択肢が増えるのは、果たして幸せなことだろうか。
選択に結果には常に自己責任が伴い、実際は、その重みで歪む女は少なくない。
この連載では様々な女たちの、その選択の“結果”をご紹介する。前回はモラハラ夫に虐げられる久美子を紹介した。
今回は自らが世帯主となることを決めた咲子(32歳)のお話。
「私…お金に目をくらませて、うんと年上のおじさんと結婚しちゃうような女のこと、心底バカにしていたんですよ」
週末、目黒川沿いの『JAHO COFFEE at PLAIN PEOPLE』。
窓の外では、晩夏の日差しを浴びた木の葉が揺れている。
のんびりと穏やかな時間が......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
家賃は支払ってもらっていたら、違ったかも…
あと、「世帯主」は任意だよー。収入とは関係ないと思います。