
「お好み焼ワイン」って知ってる?!その名の通り、お好み焼きと相性抜群の一本があった!
どんなに高級なレストランを経験しても、ふと食べたくてたまらなくなるものは、結局ジャンクなものだったりする。
そんな“B級グルメ”に合うワインはあるのか?ワインジャーナリストの柳忠之氏に、カジュアルな一本について聞いてみた!
Q.かしこまったイメージのあるワイン。無性に欲する〝B級〞なひと皿にも相性の良いワインってあるんですか?
柳「くんくん…ん?今晩のおかずは『王将』の餃子でした?」
――あはは、ばれましたか。暑い日が続くので、餃子とビールでスタミナつけようとテイクアウトしてきたばかりなんですよ。ところで、柳さんちでは餃子みたいなB級グルメでもワインなんですか?
柳「もちろん、ワインに決まっとる。先日合わせたワインは南アフリカのピノタージュ。」
――ピノタージュ?
柳「ピノ・ノワールとサンソーを掛け合わせた、南アフリカの固有品種だね。あちらではサンソーをエルミタージュというので、合わせてピノタージュさ。
豚挽肉のジューシーな風味を引き立てるまろやかな味わいに、ハーブの香りがニラやニンニクとマッチ。お醤油にバルサミコ酢をちょっと垂らしてみたら、さらにワインとの距離が近づいたよ。」
――さすが、ワインジャーナリスト! 醤油にバルサミコ酢ですか。それでは麻婆豆腐だったら?
スパイシーだからといって、シラー一辺倒は短絡的
柳「麻婆豆腐は、唐辛子の辛さと山椒のスパイシーさがポイントになるね。
スパイシーなワインといえば真っ先に名前が挙がるのはシラーだけど、唐辛子との接点を考慮すれば、ピメント系の香りをもつカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランのほうがしっくり来ると思うな。」
――ほう、ではボルドーですか?
柳「おっ、勉強してるね。」
――当たり前じゃないですか。柳さんの担当になってもう1年以上経つんですよ。
柳「でもね……。」
――えっ、でも?
柳「ボルドーでカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランの比率が高いワインはけっこう値が張るので、麻婆豆腐と合わせるに......
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この記事へのコメント
熱々を口に入れたら水を飲まな口腔内が大火傷やがな
ワインなんかカブ飲みできるかいな
もっといろんな合わせ方を勉強したいです!