2019.08.31
食べて飲んだ〆に、炭水化物。これだけでも十分、背徳的。
でも、そこにたどり着くまでの工程が、またコッテリの連打なら?
抑えていた欲望が決壊して溢れ出る、ハイカロリー過ぎる〆がここにある。
全行程を経て、すべてが凝縮されたタレが絡み合い、本能に火をつける
『ホルモン千葉』の「千葉コースの〆そば」
奥渋に話題の店が京都から上陸したのは3年前。その魔性の味に虜になった客のクチコミにより、瞬く間に予約困難な人気店に。
それほどまで、人々を魅了する理由は新鮮なホルモンにある。牛と豚、それぞれの厳選した部位だけを自家製の塩ダレと黒ダレ、2種類のタレで食すのだが、〆が他ではまず経験できない独自のスタイルなのだ。
注目すべきは、眼前に置かれた鉄板の1角に開けられた穴。全行程を経て集まった旨みと脂がその穴を通じて下のタレへと滴り落ちる。
〆はそれを絡めていただく麺。抵抗無用。脂が落ちた濃厚ダレに、静かに身を委ねるべし。
― こうして禁断の〆になる!―
にんにくが効いた塩ダレに悶絶!
客のほとんどがオーダーするのが「千葉コース」1人前¥2,800(税抜)。
まず特製の塩ダレで味付けされた中落ちカルビ、丸ちょう、タン元、タンコリ、ツナギの5種から。
全て店のスタッフが焼いてくれるので、絶妙なタイミングでいただける。
甘辛い黒ダレの香ばしさが食欲をそそる!
続いて甘辛い黒ダレをまとったアブシン、小腸、ほほ肉、ギアラを焼いていく。
関西風のタレは甘みが強いものの、フルーティな後味なので重すぎない。
白ご飯、と言いたいところだが、〆まで我慢。
肉の脂が、全てこのタレ皿に集められていく!
もやしで防波堤をつくり、さらに黒ダレをかけ軽く炒める。
塩ダレと黒ダレのいずれも、脂やタレが穴を通じて下に溜まっていく。
クライマックスまであと少し。
ホルモンの脂を溜めた黒ダレを鉄板にリバース!
焦げ目がついてきたらそばを投入し、脂が溜まりに溜まった黒ダレを戻す!
最後に卵とネギをのせれば完成。
脂でコーティングされた麺の艶やかさが食欲をまた加速させる。
この記事で紹介したお店
ホルモン千葉
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