2019.09.02
NEO渋谷区男子 Vol.1また驚いたのが、女子との“お茶”も平気だという。
「仲の良い女子は多いですよ。彼女たちの職業ですか?アパレル系とか、モデルさんとか・・・みんな平日でもフラッと来られるような子たちが多いから、暇な時は女友だちと『IVY PLACE』や『リストランテASO』でランチしたりお茶をしています(笑)」
颯太のInstagramを見せてもらうと、相互フォローしている女の子達は確かに可愛い子ばかりで、フォロワーの多い有名な子もいる。
「可愛い子限定ですけど」
そこは男。彼らの“女友達”になるには、可愛いか、メリットがあるか、有名人か、などの熾烈な判断基準があるようだ・・・
そんな女性に対する態度だけではなく、お酒の飲み方もネオシブ男子はサラリとしている。
飲みたくない日は飲まないし、年上の人といても自分のペースは崩さない。
どうしても飲まされそうな日は、車で行って、“今日、車なんで”と言って断るそうだ。
「飲むのは好きだけど、その時の気分次第でコントロールしています。先輩といても、飲めない時は飲めないと言いますよ」
それ故、港区に生息するような人たちからは“今時の若い者は”と言われてしまうこともある。
けれども、本人はそんな批判はどこ吹く風。そんなことを未だに言ってくる人たちは“時代遅れでダサい”と、バッサリと切り捨てた。
「港区系の人たちって、未だに体育会系の学生ノリですよね。そういう人達を見ている分には楽しいけど、その輪の中に入ろうとは全く思わないです(笑)」
「結婚制度は、信じていない」
そんな颯太だが、現在34歳。気になる恋愛観の方を聞くと、 一応“ステディ”な彼女はいるそうだ。
けれども、一緒に住むこともせず、その関係性は案外ドライである。
「会いたい時に会えればいいし、毎日ベタベタするのは好きじゃないので。女友達も多いから、束縛されたら即アウトですね」
彼女とのデートは愛車のベンツのゲレンデでドライブをしたり、お家でNetflixを見ながらのんびりしたりと、決して派手ではない。
結婚は、しないのだろうか。
「結婚ねぇ・・・周りはしている人も勿論いますが、半分くらいは独身かな。そもそも、あまり結婚制度というものを信じていなくて。結婚って、する必要ありますか?」
お金もあり、優しく、スマート。それなのにガッついてもおらず、ソフトで紳士的。
こうみると、港区系の人たちは、わかりやすいブランド品やコーディネーターがセレクトしたものを好むのに対して、ネオシブ男子は自分軸で本当に好きなものや心地が良いものを選ぶという特徴があるようだ。
どこか掴みどころのないと一見感じるのは、彼らが表面上はゆるふわ系の雰囲気を醸し出しているからかもしれない。
しかし、彼らを知れば知るほど、その自分らしく生きる姿にほれ込んでしまう女子が多いのも事実であろう。
そんなネオシブ男子たちが、東京のアッパー層を最近は侵食してきているのだ。
▶NEXT:9月9日 月曜更新予定
インスタグラマーの背後にいる、ネオシブ男子とは?
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
【NEO渋谷区男子】の記事一覧
2019.11.11
Vol.12
「顔がイイだけの女は、もう懲り懲り…」全てを手に入れたはずの男が、唯一手に入れられぬもの
2019.11.10
Vol.11
ネオシブ男子の求める幸せの形とは? 明日で最終話!「NEO渋谷区男子」総集編
2019.11.04
Vol.10
適齢期の女を捕まえて、自然消滅をねらった男。彼に待ち受けていた、想定外の仕打ちとは
2019.10.28
Vol.9
「イイ女だったはずなのに…」。彼女の“マーキング行為“に、男が幻滅した理由
2019.10.21
Vol.8
“代官山から10分圏内”で全て賄う男が、港区男子から浴びせられた痛烈な一言とは
2019.10.14
Vol.7
「まさかの既読スルー?」。それなりに自分はモテると思っていた、33歳男の勘違い
2019.10.07
Vol.6
「あれ、この子いいかも・・・?」乗り気ではない誘いに乗ったモテ男が、意外な展開に戸惑った理由とは
2019.09.30
Vol.5
「一応、彼女はいるけど…」。富も名誉も手に入れた33歳男が、結婚しないわけ
2019.09.23
Vol.4
お洒落カフェに現る“Macカタカタ族”。オンラインサロンを開設しがちな、ネオシブ男子の生態
2019.09.16
Vol.3
NEO渋谷区男子:会話の中にやたら英単語を入れる、“カタカナ野郎”の生態
おすすめ記事
2017.08.07
麗しの35歳
麗しの35歳:ありふれた結婚に落ちついた女は、彼女の前で恐れおののく。35歳、恭子見参!
- PR
2025.03.31
結婚1年目から、激務のせいでギスギス…。崩壊寸前のパワーカップルを救ったアイテムとは?
2015.02.12
レストランで恋のシーソーゲーム(WOMAN)
ファーストデート。男性のデューデリジェンスは慎重に。
2018.02.20
シバユカ
シバユカ:男に頼って何が悪い?“結婚ありき”で人生を描く、イマドキのしたたかガール
- PR
2025.03.31
えっ、あの“ミャクミャク”の部屋に泊まれる!?どっぷり万博に浸れる、いまだけのホテルステイとは…
2019.08.09
女たちのマッドネス
「君がいないと生きていけない」医師の夫からプレゼント攻撃を受けている、美人妻の闇
- PR
2025.02.12
【豪華プレゼントが当たる】「所有欲が掻き立てられます…」人気セレブ夫婦が魅了された“マセラティ”の車とは
2019.03.27
華麗なるアラフォー妻たち
「本気で、子ども欲しい…?」子ナシ人生と、育児の苦悩を天秤にかけた妻。37歳の女が下した決断とは
- PR
2025.03.27
7種類ものフレーバーが楽しめる! この春、台湾生まれのフルーツビールが話題!
- PR
2025.03.28
ほろ酔い美女の正体とは!?17LIVEの人気ライバー4人を、港区のバーにお連れしてみたら…
東京カレンダーショッピング
ロングヒット記事
2025.03.19
運命なんて、今さら
初めて彼のマンションを訪れた28歳女。しかし、滞在10分で、突然「帰りたい」と思った理由
2025.03.22
男と女の答えあわせ【Q】
「豊洲に住んでいる」と33歳男が言った途端に、デート相手の女が戸惑ったワケ
2025.03.23
男と女の答えあわせ【A】
「年収800万くらいでもいいかな…」相手に求める条件を妥協したつもりの30歳女の大誤算
2025.03.17
1LDKの彼方
「何もないって言われたけど…」彼氏が他の女と連絡を取っていたことが発覚。30歳女は思わず…
2025.03.20
TOUGH COOKIES
「幸せそうな彼女がなぜ?」SNSで悪質コメントの犯人を突き止めたら、意外な人で…
この記事へのコメント