ロマンスが恋しくて Vol.6

「彼がこんな顔するなんて、知らなかった…」謎めいた男が見せた一面に、女心を鷲掴みにされた夜

いつの頃からか、「婚活してるの?」とすら聞かれなくなった。

幸せになりたいと願う気持ちは、何歳になっても変わらないのにー。

35歳を過ぎてから「独身」がコンプレックスとなっていく女。婚活歴15年の山崎真理子も、まさにそういう女だった。

顔は悪くない、性格は難なし、仕事は順調。結婚願望は今もある。

―40歳になったって、恋愛も結婚も仕事も、諦めたくない。

これは、年齢を重ねるにつれて“幸せになること”を諦めかけていた女が奮起し、幸せ探しを再スタートする物語である。

大手飲料メーカーでPRの仕事をする真理子は、後輩の心ない一言で撃沈し、それをバネに幸せを必ず掴むという決意をした。

食事会で出会った早川とデートに行くが既婚者だと発覚する。そして、年下の上司・黒田と会社帰りに食事に行き、少しずつ黒田に惹かれ始めるのだった。


「おつかれさま、かんぱーい!」

金曜の夜、真理子は、後輩のひなのと『春秋 溜池山王』にいた。

「真理子さん、来週のイベント準備はとりあえず、終わりましたねっ!おつかれさまでした」

今週は来週から始まるイベント準備で追われていたが、すべてを終え、仕事終わりに一杯飲もう......


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