『ザ・リッツ・カールトン京都』を徹底取材!ここにはまだ見ぬ京都の魅力と伝統が詰まっていた。
■レストランでは京都の食材を堪能する
バー&レストランは、1階にイタリア料理の『ラ・ロカンダ』、『ザ・バー』、『ザ・ロビーラウンジ』があり、地下1階に会席、鮨、天麩羅、鉄板焼を提供する『水暉(みずき)』がある。それぞれが異なるスタイルで京都を中心とする厳選素材を美食へと昇華させている。
地下1階の『水暉』は窓際に寿司カウンターがあり、壁側には接待や顔合わせによく利用される個室が並ぶ。
注目は、現在2年連続でミシュランのひとつ星を獲得している『天麩羅 水暉』。
天麩羅はあっさりとした植物油を使用し、衣が極力薄いのが特徴。「素材によって揚げる時間を調整してもち味を引き出します。水分を残しジューシーに仕上げるものもあれば、水分を飛ばして味を凝縮させるものもあります」とは料理長の藤元健司氏。
醍醐味は、京野菜の天麩羅。こちらは舞妓さんのかんざしに似ていることからその名がつけられた「京かんざし」。金時にんじんを早どりしたもので、根菜ならではの滋味深さ、甘さ、ほっくりとした食感が魅力だ。
こちらは、「聖護院かぶら」をさっと揚げて、からすみパウダーをふりかけたもの(¥15,000のコースから)。
6席のみなので、確実に予約をして訪れたいものだ。
また、京都らしい空間として評判なのが、イタリア料理の『ラ・ロカンダ』のプライベートルーム。1907年に建てられた藤田男爵の別邸を移築したもので、明治時代の和建築と西洋のインテリアが調和している。中に入れば、文明開化の音が聞こえてくるようだ。
■京都ならではのアクティビティ。朝のランニングには総支配人が参加することも
アクティビティも京都らしさを感じられるプログラムが満載だ。手軽でおすすめなのが、人力車での京都散策や、1時間京都の街を走る「ランニング京都」。
驚くのが、「ランニング京都」では総支配人のマーク・ノイコム氏自身も案内人としてランニングに参加する日もあるということ。それは、いかにマーク氏自身が、京都を愛しているか、京都に溶け込もうとしているかを表している。
トップに立つ支配人自身が、そのような心意気をもっているからこそ、他のスタッフも「京都を存分に楽しんでほしい」という想いでゲストを迎え入れることができるのだ。
■京都の贅沢とは、物欲を叶えるのではなく、心を育むこと
以上、『ザ・リッツ・カールトン京都』の細部を見てきたが、徹頭徹尾「街との共存」が徹底されたホテルということがわかった。
また、京都らしさを感じさせるアートや、こだわり抜かれたファシリティの一つひとつがホテルの雰囲気を作り上げている。
京都の意匠や選び抜かれたファシリティ、そして、それらに溶け込むようにTOTO製ウォシュレット一体形便器が選ばれている。
自身の目や耳で感じる京都もいいが、『リッツ・カールトン』が考える京都のプレゼンテーションがここには詰まっている。
物欲を叶えるのではなく、心を育むという贅沢がここにはある。それが『リッツ・カールトン』が考える京都のラグジュアリーそのもの。
何度も京都を訪れている人であっても、ここに宿泊することで、また新しい京都に出会えるはずだ。
■ザ・リッツ・カールトン京都
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https://www.ritzcarlton-kyoto.jp
■TOTO ウォシュレット(一体形便器)についてのお問い合わせ
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