大衆以上、超高級未満の絶品中華 Vol.4

結局こういうしみじみ美味しい中華がホッとする!青山エリアのオアシスをご紹介!

表参道において、この店を知らなければモグリといえるほどの名店が『中華風家庭料理 ふーみん』だ。

「納豆チャーハン」や、「ねぎワンタン」、「ふーみんそば」など名物メニューも多数。この伝説的な料理の美味しさに、今回は動画で迫った!

「ふーみんそば」(1,080円)。美味しさの決め手となっているのは、豚骨で丁寧に作られるスープ

食通からも愛され続ける創業47年のレジェンド店!

骨董通りの小原流会館にある『中華風家庭料理 ふーみん』。 神宮前から南平台を経て32年前にこの地に移転して以来、表参道で愛され続けている名店である。

名物豊富な『中華風家庭料理 ふーみん』で、まず紹介したいのは、「ふーみんそば」だ。

見た目はザ・中華そばというシンプルなビジュアルであり、食べる前から味は想像が付きそうなものだが、いい意味でその期待は裏切られる。

まさに中華そばという味わいであるにも関わらず、琥珀色に輝くスープは、飲んだ瞬間に深いコクと旨みを感じ、細く繊細な麺は何度もすすりたくなるほどに美味。

「ねぎワンタン」(1,230円 ハーフサイズ770円)。つるんとした食感のワンタンに、ネギ、生姜をのせて高温のねぎ油をかけて香ばしく仕上げる! よく混ぜてから召し上がれ

麺のお供としても最適なのがこちらも人気の「ねぎワンタン」。この「ねぎワンタン」の美味しさの秘訣は油の温度だ。

茹でた後、さらしネギ、生姜を載せてから醤油、胡椒などで味付けした後、ジュワッと高温のねぎ油をかけて仕上げるのだが、この時の油の温度がポイントなのである。

熱すぎてしまうと、焦げ臭くなってしまい、少しでも低いと、油っぽさが際立ってしまうのだ。油をかけるという簡単そうに見える工程のなかにも、熟練技が必須なのである。

「納豆チャーハン」(1,430円)※ランチは1,300円

舌の肥えた人々を虜にし続けているのが、名物「納豆チャーハン」である。

チャーハンに納豆という、斬新な組み合わせでありながら、なぜかクセになる。その誕生は神宮前時代の常連客の一言からだった。

「納豆のおいしい食べ方知っている?肉と炒めると美味しいらしいよ!」という話を常連客から聞いたふーみんママは、早速試作。食べてみるとその美味しさに驚き、即メニュー化!

「挽肉と納豆炒め」からアレンジを加えていき「納豆ご飯」、「納豆チャーハン」と徐々に増えていったのだ。

職人技が成せる絶妙な味付けのバランスと、火加減、鍋振りの技術がこの味を生んでいるのだろう

こんなに納豆の美味しさが引き出されるコツが知りたく、作り方の工程も伺ってみた。

まずは、卵を半熟に炒めたところに、ご飯を入れる。お米に卵を纏わせるように炒めたら、ネギを入れて香りを出す。ネギの香りが出たら叉焼、人参、搾菜を入れて、もうひと炒め。

塩で味を調えたら、最後に納豆と青ネギを投入。最後に醤油を鍋肌に垂らして、香りを付けたら完成だ。納豆は最後にそのまま加え、粘りを出さないのがポイント!

「たらこ豆腐」(1,950円 ハーフサイズ1,300円)

『中華風家庭料理 ふーみん』には、訪れた人それぞれにとっての“名物”ができる。お酒はもちろん、ご飯も欲しくなる「たらこ豆腐」もそのひとつ。

たらこの持つ塩気と旨みを全身に纏った絹ごし豆腐は、言うまでも無く最高の美味しさなのだ。

また他にも、「レタスのかに淡雪がけ(温サラダ)」や、旬の食材を使った料理も揃え、行くたびに新しい料理に出会えるのも嬉しい。

厨房の活気が客席にも伝わり、ついつい色々な料理を試してみたくなってしまう

ふーみんママが大切にしているのは店名の通り「中華風家庭料理」であること。毎日食べても飽きず、初めて食べたのに懐かしさを感じてホッとする…。

長年愛され続けている理由は、こういった優しい想いが全ての料理に込められているからだろう。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

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No Name
青山のど真ん中にある良心。いいですね。
2019/01/16 15:223
匿名
シンプルな中華そば、食べてみたい😻
2019/01/17 05:582
No Name
ふーみん、大好きです♡
2019/01/21 08:410
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