35歳のヤバい女：まさか私が“セカンド”に...？美人で経済力もある女が、絶対に本命になれない理由

ー女の市場価値は27歳がピーク、クリスマスケーキの如く30歳以上は需要ゼロなんて、昭和の話でしょ？ー

20代の女なんてまだまだヒヨッコ。真の“イイ女”も“モテ”も、30代で決まるのだ。

超リア充生活を送る理恵子・35歳は、若いだけの女には絶対に負けないと信じている。

周りを見渡せばハイスペ男ばかり、デート相手は後を絶たず、週10日あっても足りないかも？

しかし、お気に入りのデート相手・敦史が26歳のCA女を妊娠させたことをきっかけに災難が続く。

そんな中、年下の美青年・光一とついに交際をスタートさせるも破局を迎えてしまう。

そして現れた忘れられない男・悠介に、理恵子は運命を感じたが...？

ふと瞼を開けると、そこには愛おしそうに理恵子の頰を撫でる悠介の姿があった。

「...ゆっくり眠ってていいんだよ」

肌触りの良いシーツに身体を包まれたまま、理恵子は夢見心地で甘い記憶を辿る。

そうだ。今夜は悠介と運命的な再会を果たした。そして何のシガラミもなくなった二......