有馬紅子 Vol.6

若くして成り上がった女には、恐ろしい裏の顔がある?生粋のお嬢様に芽生えた、初めての疑心暗鬼

深窓の令嬢が、超リッチな男と結婚。

それは社会の上澄みと呼ばれる彼らの、ありふれた結婚物語。

有馬紅子(ありま・べにこ)もそんな物語の一人として17年間幸せに暮らしてきた。

しかし突然、夫・貴秋が若い女と駆け落ち同然で家を出てしまい、紅子のプライドは消えかける。だが生粋のお嬢様は、そんなことで負けたりしない。

17歳の一人息子・秋雅に反対されながらも離婚を決意し、就職先を探して新たな一歩を踏み出すが、そこにはさまざまな女たちの罠と思惑が張り巡らされていた。

「社会経験、ほぼゼロ」。有閑マダムのレールから強制的に外された女・有馬紅子のどん底からの這い上がり人生に迫る。


「紅子さま!」

通用口から外に出た、22時過ぎ。

名前を呼ばれて振り返ると、もう5、6時間前に店を出たはずの涼子さんがそこにいて、手を振りながら近づいてきた。

紅子さまと呼ばれた私に、通り過ぎていく従業員の方々の視線がチラチラと刺さる。それが気恥ずかしくなった私をよ......


この記事へのコメント

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No Name
なんだかよく分からないけれど・・・
頑張れ❗紅子❗❗
2018/08/19 05:5899+返信12件
No Name
「負の感情、不確かな憶測に振り回されるなど、はしたない。」すてき。
2018/08/19 08:1399+返信1件
No Name
涼子が危険人物だと思っていたけれど、まさか小河さんが?
紅子さん、普通なら腐ってしまう事態の数々にも謙虚かつ誠実に向き合っていて素敵!
自分を律する姿にも尊敬の念を抱いてしまう。
2018/08/19 05:4999+返信3件
No Name
今は無き→今は亡き
不意をつかれた「ような」言葉?主語は?
制服?私服でいいんじゃなかったっけ?

紅子さん、ほんとにきれいな心の持ち主。我が身を省みて恥ずかしくなってきた。考えてみたら、コメ書くときに登場人物に「さん」付けするの、紅子さんだけだわ。知らず知らず尊敬してるんだな。
2018/08/19 05:2246返信5件
No Name
涼子、、ひとみと同じ匂いがする…

やっと気づいて下さった、なんて(>_<)
2018/08/19 06:2841
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