高学歴女子の遠吠え Vol.7

ミスコン美女と26歳で結婚した商社マンが、“普通っぽい女”の魅力に目移りする理由

高学歴女子を骨董品と同じ目線で愛でる港区お爺さん


美しい工芸品を横目に、フロアの端にある喫茶店を目指す。すると松本さんによく似た初老の紳士が骨董品を愛でている姿が目に留まった。

実用性などは一切省みず、己の主張をこれでもかと具現化した骨董品の数々。

男性に媚びたくないと自分のスペックを高める努力ばかりしてきた自分の姿と重なる。

先程まで50%引きにしても売れないモテ服にはなりたくないと思っていたが、むしろ自分は骨董品になりつつあるのか。

…イヤ!骨董品にはなりたくない!!

慌てて下の階に引き返し、Theoryでレースのトップスを買うのが、夏希にできる精一杯だった。


中目黒の『いふう』に向かう為タクシーに乗った途端、ドッと疲れが出た。ゼミの同級生には海外勤務も多く、今日は夏希を入れて6人の小規模な集まりだ。

2階に着くと、幹事の希を取り囲むように男子が座っていた。夏希からすると、希はビジュアルもキャリアも中の上といったところだ。

新卒......


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