東京離婚事情 Vol.2

東京離婚事情:「まさか、自分の妻が...」夫が、妻の不貞行為を知った衝撃の一夜

「小百合との出会いは、食事会でした。最初は美人だな、くらいの印象でしたが、向こうから積極的にアプローチされて」

一見冷たそうに見える小百合。しかし実際に話すと家庭的な所があり、そのギャップにグッと来たそうだ。

しかし当時は遊び盛りだった太郎。

結婚する気なんて更々なく、小百合も遊び程度だった。そう軽んじていたが、小百合からの毎日のLINEに、“私が一番いい女だ”とまるで洗脳のような積極的なアプローチ。

「太郎ちゃんの結婚相手は、私しかいないよ♡私は絶対裏切らないし、ずっと太郎ちゃんのそばにいるから」

そんなことを度々言われながら、太郎は小百合にグイグイと押され続け、気が付けば結婚にまで至っていた。

小百合の友人は、「小百合がこんなに積極的になるのは珍しい。それくらい太郎くんに本気なんだと思うよ」と口を揃えた。

そして結婚を機に太郎はスパッと遊ぶのを止め、小百合を一心に愛した。彼女の要望には極力応えたし、小百合も大好きな彼と結婚という夢を叶え、望んでいた生活も手に入れてご満悦だったようだ。

しかし、そんな二人に決定的な亀裂が入る。

「僕が離婚した時、周囲は僕の方に非があって離婚したと思っていました」

しかし太郎が離婚した理由は、妻の裏切り行為だったのだ。


静かに始まっていた妻の裏切り行為


「正直、いつから妻の不貞行為が始まったのかは分かりません」

男というのは、何故か“自分の妻だけは浮気をしない”と信じている。

太郎も例外ではなく、最初は自分の妻が不貞をしているなんて想像さえしていなかった。

結婚後も何度か帰りが遅いことがあったものの、毎回“女友達と飲んでいる”と言っていた小百合に対し、何の疑いも持っていなかった。

「今から考えると、急に夜出かける頻度が増えていた。多分、そのあたりから始まっていたのかな…」

そもそも女は、基本的に“男は浮気をするものだ”と最初から疑ってかかっている。

信頼しながらも、常日頃からセンサーを働かせ、少しでも夫が不自然な行動を取ればすぐに気がつく。

女の第六感は、常にフル稼働しているのだ。

その一方で男性は意外にも鈍感で、妻の変化や秘密裏の行動に気が付かぬことが多い。100%信頼しており、気が付いた時には既にことは済んでいるか、引き返せない事態になっている。

「僕は海外出張も多いのですが、その時に彼女が遊び呆けているなんて思いもしなかった。安心しきっていたんです。まさか、浮気をしているなんて…」

言葉を詰まらせる太郎。

太郎も、妻を過信していた一人だった。

「忙しくてなかなか相手をしていなかった自分もいます。でも十分な生活費を与え、良い家も与え、何不自由なく暮らしていた。それなのにどうしてあんなことをしたのか、未だにわかりません」

しかし何故妻の不貞が発覚したのだろうか?

「最初は本当に知らなかったし、気がつかなかったんです。でも突然、女友達と旅行に行きたいと言われて。そこから、何かが音を立てて崩れていった」

【東京離婚事情】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo