東京就活事情 Vol.11

就活こそ、エリート男の青田買いのチャンス?“内定よりも結婚相手が欲しかった”女の先手必勝法とは

就職活動は、今や「売り手市場」と言われ、かつての就職氷河期などどこ吹く風。

しかし、時代を問わず“狭き門”とされる企業は常に存在し、選ばれし者だけが生き残るのが現実だ。

そして「就活の頂点」を目指す若者たちは皆、こう信じている。

−就職で、すべての人生が決まる。

本連載で紹介するのは、内定のためなら手段を選ばない数々の猛者たち。彼らが語る、驚くべき就活のリアルとは?

先週、恋愛経験ゼロの外交官が登場した。

さて、最終回となる今週は…!?


【今週の就活女子】

・名前:茜(27歳)
・現在の勤務先:大手損保会社
・出身大学:上智大学
・勤務先以外の内定企業:飲料メーカー総合職


待ち合わせの『ラデュレ サロン・ド・テ』に現れた茜は、春色のワンピースがよく似合う可憐な雰囲気の女性だった。

真っ白な肌に、黒目がちな大きな瞳。口角のキュッと上がったアヒル口が何ともかわいらしい。

仰々しいブランド品は一切身につけておらず、足元にフェラガモのリボンが光っているだけ。

ラデュレの名物・色とりどりのマカロンを写真に収めながら、きゃっきゃっと嬉しそうにしている。

茜は、男性ウケ抜群の、まさに“かわいい損保OL”だ。

聞けば、大学時代から赤文字系の読者モデルをしていて、今でもたまにOL向けファッション誌の誌面に登場しているそうだ。

「かわいいなあ」と思いながら、彼女の左手にふと目をやると、すでに薬指に指輪がはめられているではないか。

夫は、食事会で見つけたメガバンクか総合商社あたりか。丸の内OLの典型的な成功事例だろうと予想していると、茜はにっこりと微笑んでこんなことを口にした。

「リクラブってご存知ですか?」

聞き慣れない単語に戸惑っていると、彼女はくすっと笑い驚くべき言葉を続けたのだ。

「…私、就職活動で夫を青田買いしたんです」

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