デートの答えあわせ【A】 Vol.10

女の「こんなの初めて♡」を真に受け、踊らされる男たち:デートの答えあわせ【A】

男女の仲を深めるのに欠かせない、デート。

完璧だったと思ったのに、うまくいかないときもある。私たちはそんなとき、こう考える。

―あの時の、何がいけなかったのだろうか?

あなたはその答えに、気づけるだろうか。

カジュアルな初デートを楽しんでいた亜利沙。しかし、デート後に態度は急変し、潤はLINEを無視されてしまう。

その答えや、いかに。


それは潤くんと出会った食事会の前日のこと。別の男友達と食事をしていた時に、言われたセリフがあった 。

「金がかかりそうな女とは、結婚したくない。」

その言葉にドキリとした。恐らく私は、典型的な“お金がかかりそうな”女に見えるからだ。

見た目も派手だし住んでいるのは青山で、しかも元モデル。典型的な“怪しい港区女子”に見えるだろう。

実際には毎日必死に働いているし、そんなことはないのだけれど、この見た目と住んでいる場所で損をしていると気がついた直後だった。

「亜利沙ちゃんは、ハードル高そうだよね。同年代の男が声かけるには」

だから潤くんから食事会の席でこう言われた時に咄嗟に出た答えがあった 。

「それ、よく言われる!全然そんなことないんだけどね〜。普段は居酒屋とかにも行くし。」

さすがに居酒屋には行かないが、UberEATSも好きだし、高級店ばかりに行くわけでもない。

「そうなの?それは意外だね。全然そんな風に見えないけど。毎日高級店行ってそう。」

「そんなことないよ〜。カジュアルなお店も好きだよ。逆に、そういうお店が連日続くと疲れちゃうから、家庭的な料理が食べたくなるの。」

これも、嘘ではなかった。連日外食だと自炊をしたくなるし、胃を休めたくなる時もある。

「本当?じゃあ今度デート誘ってもいいかな。」

そう言われ、私はちょっとタイプだった潤くんの前で“いい女”を演じようと決めた。しかし結果として、私は彼に嫌気がさしてしまうことになる。

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