春香が、24歳のとき。
心から愛していた男が、ある日忽然と姿を消した。
その日から、春香の時計の針は止まったまま。食事会に行っても新しい恋人が出来ても、まとわりつくのはかつて愛した男の記憶。
過去の記憶という呪縛から逃れることのない女は、最後に幸せを掴み取る事ができるのか?
最愛の恋人・祐也が姿を消してから、祐也への未練を吹っ切れずにいた春香。
グイグイ男・慶一郎にホームパーティーへと連れて行かれるが、訪れたマンションの家主は、なんと祐也だった。さらにそこで、祐也のもう一人の元彼女であるモデル風美女・真紀と出会ってしまう。
「またこうして春香ちゃんに会えて嬉しいな」
そう言って微笑む真紀は、春香が惚れ惚れするほど、美しかった。
完璧な見た目と弁護士という肩書きに付け加え、気配りまで出来る三拍子揃った女が、今、目の前に座っている。祐也が彼女に惚れるのも当然だ、と心の底から思ってしまう。
......
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この記事へのコメント
こういう時ってホントはもう好きじゃないのに好きな錯覚に陥ってるんだよね。頭ではダメなの分かってる風なのに自分自身がダメなんだよね。ダメ男好きあるあるみたいな。笑
ゆうやもタイミング良すぎるけど、オカンのアドバイスを素直に受け取って早く慶一郎の元に行って欲しい。
その電話に意味などないことを!!!
…って言っても無理くり意味を見出したくなるんだよね。笑
裕也、ホントいい加減にしなさいよ。。。