麗しの35歳 Vol.13

麗しの35歳に大人びたプロポースはいらない。私が欲しいのは、あなたの笑顔だけ

女性の結婚率は、35歳を境に急激に下降する。

だがしかし。そんな悲観を抱くことは一切なく、麗しき独身人生を謳歌する女がいた。

恭子、35歳。

彼女が歩けば、男たちは羨望の眼差しで振り返り、女たちは嫉妬する。恭子は一体、何を考えているのか?

外資系ラグジュアリーブランドで働く恭子と、部下の周平は、一度は瑠璃子の罠にまんまとはまったものの、同僚・理奈の計らいもあってようやく距離を縮めた

恭子はファッション業界の転職セミナーで講演をすることになるが、因縁の元彼も同じセミナーに来ていることを知った周平は、慌てて会場に向かっていた。


今、僕の目の前で、信じられないことが起こっている。

「恭子、俺と一緒に来ないか?」

“あの男”が、恭子さんの手首を掴んで引き寄せ、彼女の耳元でそう囁いた。

僕は呆然とその光景を見つめながら、つい1時間前の出来事を思い返していた—。



「ねえ、君。恭子が......


この記事へのコメント

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No Name
恭子さん、このサイテーな元カレの言葉になぜ迷う?自己顕示欲が強過ぎる、ポジションでマウンティングするような男が立ち上げる会社なんて誰も付いて来ないからすぐ潰れるよ。。
2017/10/30 05:5298
No Name
え、ラスボス誰?
最終回しか出てこない人だったら笑える。。
周平かっこよかった!
2017/10/30 06:2455返信1件
No Name
元彼、馴れ馴れしい地雷男やな
2017/10/30 07:4248返信2件
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