アモーレの反乱 Vol.7

アモーレの反乱:妻が語る「夫のあの時の対応で、私は離婚を決意した」

半ば夫に抱きかかえられながら、マンションに戻った。

玄関に着いても、私は涙を止めることができなかった。いつもは迎えに出てくるコンシェルジェも近寄ってくることは無く、夫がエレベーターのボタンを押した。

「少し眠る?」

夫の言葉にうなずく気力も無かったけれど、言われるがまま、寝室のベッドに運ばれた。到底眠れるとは思わなかったけれど、ベッドで泣き続ける間に意識を失っていた。


翌朝。酷い頭痛と共に目を覚ました。ベッドに夫はいなかった。リビングに出ていくと、すっかり身支度を済ませた夫が、コーヒーを飲んでいた。

「おはよう」

まるで何も無かったかのような、いつもの笑顔だった。このままでは、大切な何かが消えてしまう。焦った私は、朝日の差し込むリビング......


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