彼女になれて、妻になれない Vol.4

駐妻に憧れる女性必見。“海外好き”が陥りがちな、勘違いアピールとは?

元彼の結婚。

適齢期の女性にとって、これほどまでに打ちのめされる出来事があるだろうか。

元彼がエリートだったら、なおさらだ。

どうして私じゃなかったの。私になくて、彼女にあるものって何?

東京で華やかな生活を送るエリートたちが、妻を選んだ理由、元カノと結婚しなかった理由を探ってみる。

先週、マザコンの元彼・圭太の結婚が明らかに。さて、今回は…?


「奈緒ちゃん、久しぶり!これ、お土産のボディクリームなんだけど、良かったら使ってね」

かつての同僚である理沙子は、商社マンである旦那の赴任先・バンコクに駐在している“駐妻”である。

今日は、旦那の出張に合わせて一時帰国中の彼女とランチなのだが、奈緒はお鮨を食べに来たことを激しく後悔していた。

理沙子がお土産でくれたボディクリームは甘ったるいバニラの香りを強烈に放っており、カウンター越しの店主が顔をしかめているのが気になって仕方ないのだ。

だが理沙子は、そんなのお構いなしにバンコクでのセレブ自慢を延々と続けている。

「そういえば奈緒ちゃん、彼とは順調?」

一通りの自慢を終えた理沙子が、一応の気遣いで奈緒に聞いた。

「えーっと、理沙子さんが知ってる彼って・・・」

「ほら、外交官の彼と付き合ってたじゃない?」

−・・・康作!そういえば今どこにいるんだろう。

記憶の彼方に追いやっていた昔の彼。久々にその名前を聞いて、奈緒はある衝動に駆られた。

そして、ランチを終えると早速Facebookで康作を探した。

だが数分後、奈緒はがっくりと肩を落とすことになった。

−探さなきゃよかった・・・。

康作は数ヶ月前に結婚し、現在は妻とともにインドネシアのジャカルタに赴任中であることが判明したのだ。

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