年内婚約 2017 Vol.5

バスルームに直進した、絶対に外れない“女の勘”。男の口から出た咄嗟の言い訳とは?

―私、年内に婚約するー

都心で煌びやかな生活を送る麻里・28歳は、ある日突然、こんな決意を固めた。

というのも、麻里は気づいてしまったのだ。

“女は30歳過ぎてからが魅力的?年齢を重ねるほど、色気が増す?”

女の市場価値を冷静に受け止めれば、20代で結婚した方が絶対お得に決まっている。

掲げた目標は“今年中にプロポーズされる”こと。ヤバい元彼に3年間も費やした麻里は本気の婚活を決意したが、優良物件の外銀男広告マンとのデートがうまく行かず、元彼と会ってしまう


「...麻里ちゃん、コレ、ずっと欲しがってたでしょ?」

サトシが取り出したカルティエの箱の中には、ダイヤ付きのピンクゴールドのベニュワールの時計が、上品におさまっていた。

『珀狼』のカウンター席の薄暗い照明をうけて、それはまさに目が眩むような輝きを放っている。

「う......


この記事へのコメント

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No Name
時計だけもらっちゃえ♡
2017/09/10 09:4349
No Name
婚活女子の時間を浪費する男はマジで全員死んでほしい
2017/09/10 23:0525返信1件
saki
サトシ...最後の発言には引きました..笑
2017/09/10 08:3420
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