デーティングアプリは、必然に。 Vol.5

“選ぶ側”の美女こそ気づかない、小さな「残念」ポイント

2017年、東京での“当たり前”な出会い方。

それはお食事会でも“友人の紹介”でもなく、デーティングアプリだ。

しかしオンライン上での出会いに、抵抗感を示す人は未だ少なくない。今まで難なく自分の生活圏内で恋人を探してきた男女なら、尚更のことだ。

商社で秘書として働く、桃香(30)もその内の一人。

―デーティングアプリって流行っているみたいだけど、私には必要ないわ。

そう思っていたある日のこと、憧れの先輩・奈緒が「いいね!」していた「東カレデート」をダウンロードする。

大好きだった元彼に新しい恋人ができたことを知り、桃香も「東カレデート」で知り合った外資系投資銀行勤務の秀一と会うが、私服を見て幻滅してしまう。



「同時進行でメッセージするなんて、普通ですよ」


マッチングアプリを使いこなす茜のアドバイスに従って、桃香は「東カレデート」に来ているメッセージを改めて確認した。

少し見ていない間に、メッセージはいつの間にか26通も溜まっている。その画面をスクロールしながら、桃香は大きく溜息をついた。

「こんなにたくさんメッセージが来てるのに、ピンとくる人が全然いない……」

初めは相手のスペックしか分からないため、メッセージの一通一通がとても重要になってくる。

それなのに、大抵桃香の元に来るメッセージは、こんな感じだった。


「数打てば当たる」と思っているような、当たり障りのないメッセージに、返す気力はなかなか湧かなかった。

しかし桃香の周りの友人たちは、マッチングアプリで次々と恋人を作っている。

桃香は自らを奮い立たせ、メッセージをくれた人のプロフィールを一人ずつ確認した。その中で気になる3人をピックアップし、返信してみることにした。

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