東京マザー Vol.8

東京マザー:子供は欲しいけど、子育てで余裕を失くすのは嫌。現実的な女の結婚の条件

子を産み、子を育て、家を守る。

昔からあるべき女性の姿とされてきた、“良妻賢母”。

しかしその価値観は、現代においてはもう古い。

結婚して子どもを産んでも、男性と同等に働く女性が増えた今こそ、良妻賢母の定義を見直す時だ。

家庭も、仕事も、子育ても、完璧を目指すことで苦しむ東京マザーたちが模索する、“現代の良妻賢母”とは、果たしてどんな姿だろうか。

レコード会社で働くは、育休から復職した先輩・佳乃を見て、子供を育てながら仕事を続けることの大変さを目の当たりにして、将来の自分を不安に思うのだった。


27歳の希は、付き合っている昌大から結婚をほのめかされるようになり、怯えていた。

昌大のことは、心から好きだ。取り立てて言うほどのお姫様願望はないが、人並みに結婚への漠然とした憧れはある。

純白のウエディングドレス、煌びやかに彩られたテーブル、皆に祝福される自分は、人生で一番美しい日を過ごすのだろう。

だが、そんなものはたった1日の出来事だ。結婚ゴールの後には、果てしない日常が続く。

佳乃を見ていると、2017年の東京での結婚維持活動がどれほど大変なのか、つくづく思い知らされるのだ。

最近の佳乃は、疲れている上に言葉の端々に「大変なのアピール」があり、希は少しだけ辟易していた。

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