東京の婚活女子たちは勘違いをしているかもしれない。
婚活を終えれば、それでハッピーエンドだと。
だが、生活を共にし始めてからが本番。婚活の次は、夫婦生活を継続するための「結婚維持活動」が必要ではなかろうか。
ー人間は判断力の欠如によって結婚し、 忍耐力の欠如によって離婚し、 記憶力の欠如によって再婚する。
フランスの劇作家、アルマン・サラクルーの言葉のように、「結婚維持」のキーワードは果たして、忍耐なのか?
この連載では、東京で「結婚維持活動」に勤しむリアルな夫婦の姿をお届けしよう。
<今週の結婚維持活動に励む妻>
名前:いずみ
年齢:33歳
職業:外資系消費財メーカー勤務
結婚生活:5年目
気ままなDINKSライフ。一見、何の悩みもない暮らし
通勤に便利だからと、ここ北品川のタワーマンションに住み始めて、もう5年になるでしょうか。
銀座や六本木に出るのも便利だし、家賃の割に高級感のあるゲストルームや内廊下も、お部屋のある32階からの眺望も、遊びに来た友人達からの評判がとても良いんです。
間取りは1LDKなのですが、共働きの夫婦2人で住むには十分。結婚した時から、私たちは子供を持たないと決めていました。
と言うよりも、私が昔からそこまで子育てに興味が持てなくて…。なんだか、苦手なんですよね。
でも、夫婦2人でも私は全く寂しいなんて思いません。仕事も忙しくやりがいがありますし、趣味にも没頭できる。
今はもう辞めてしまいましたが、夫と2人で六本木のスタジオまでフィールサイクルに通っていたこともありますし、年に2回は主に南の島への海外旅行を楽しんでいます。
悩みですか?いえ、強いて言えば、なんですが…。
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