マリエ・ストーリーズ Vol.8

俺は彼女の専属カメラマンか!?男が婚約者のInstagramへのこだわりに覚える違和感

2017年の東京。

その中で、ますます存在感を増すインスタグラム。

煌びやかな女性の愛用者が多いが、1分程度の動画を投稿でき、24時間で消えてしまう「ストーリーズ」の投稿が賑わい始めてきた。

その投稿側と閲覧側、様々な立場の人間の心理に迫ることで、見えてくるものがある。

2017年の東京人たちは「ストーリーズ」を通して、何を感じているのだろうか?

これまでに、マリエのInstagramをフォローする、元同期である美穂や、かつて付き合っていたと思い込んでいる慎吾などに迫ってきたが、先週、マリエは突如婚約を発表した

最終回の今回は、マリエの婚約者だという裕太が登場する。


素敵な投稿の裏にある各々の葛藤


マリエが突然Instagramのストーリーズで婚約を発表したのは先週火曜日のことだった。

美穂や慎吾、そして俊明はそれぞれ違う反応を見せていたが、マリエの婚約発表に振り回されていたのはフォロワーだけではなかった。

あの“婚約しました”という投稿の裏で、一番被害を被っていたのは何を隠そう、マリエの婚約者である裕太だった。

「あの投稿のために、何度撮り直しをさせられたことか...」

そう嘆く裕太は肩幅が広く、聞けば慶應義塾大学のアメフト部出身だそうだ。現在は父親が営む貿易関連の会社に勤めており、いかにもマリエらしい選択だったと言えよう。

「最初は、僕の一目惚れでした。いまどき一目惚れなんて恥ずかしい話ですが...しかし出会ったのが運の尽き。そこから彼女を中心に世界が回り始めました。」

好きな女性のためだと、当初裕太はマリエの要望を全て受け入れていた。しかし裕太が一つだけ理解できないことがある。

女性の、言うならばマリエの、Instagramの写真に対する異様なこだわりだ。

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