第6話:五反田の記念日デートはここ!と浮かれながらも、目黒川で思い悩む五反田ラバー
予約を済ませ、加代にはサプライズにするため店名は当日まで伏せておく予定だ。加代が喜ぶ顔を想像しながら、健太はデート当日を待った。だが、それからデート当日までの間で、なんとなく抱えていた加代へのモヤモヤした気持ちが、健太の中で膨らんできたのだった。
―加代って、本当に俺のこと好きなのかな……?
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第7話:五反田とか、ウソでしょ?(笑)。鼻で笑う彼女を、五反田が誇るテラス席デートへ
晴れて五反田ラバーとなった加代は、もちろん五反田会のメンバーにもなり、さっそく章吾も呼んで会わせることにした。すると、章吾から意外な相談を持ちかけられた。
「加代ちゃん、女性の意見を聞かせてよ」
そう言って話しはじめたのは、章吾が最近知り合ったという女性・若菜のことだった。
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第8話:「アハハ😊五反田でデートなんて、人に言えない」。笑顔で語る港区女子の、心変わりとは
美人を口説く時に一番やってはいない愚行が、相手を褒めることだ。美人な女性は「お綺麗ですね」という言葉を聞き飽きている。そんなものは背が高い人に「背が高いですね」と言っているのと同じだ。
それはただの事実を言っているだけで、何の面白みもなければ記憶にも残らない。だからむしろディスれ。ダメ出ししろ。チヤホヤするな。これが、章吾の考えた作戦だった。
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第9話:人生、振り返れば、五反田。それは、欲望渦巻く港区で傷ついた港区女子さえ、癒せる街
「若菜ちゃん、まさかまた五反田に来てくれるとは思わなかったよ」
「うん、私もまさかまた五反田に来るとは正直思ってなかった」
若菜はいたずらっぽく笑う。
「若菜ちゃんって基本的に港区から出ないんでしょう?」
「うん、まあね。でも……」
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