みりんと俺 Vol.6

クリスマスに憧れの女性を自宅へ招待!男は何をしておもてなしするのが吉か?

ようやく付き合えたと思った彼女が、「もうついていけない」と言い、俺の部屋を出て行った。

そんな彼女の気配が98%消えたガランとした部屋で、気を紛らわすために開けた、キッチンの戸棚。

そこにあったのは調味料。しかも、目についたのは、自分で買った覚えのない、何度か遊んだだけの女が残していった「みりん」。

部屋に残された、みりんと俺。

みりんを見るとあの女を思い出してムカムカしてきたが、所在無げにしているみりんを見ると何だかやる気がなくなった。

浮気を疑われてCAの彼女、由梨に振られた商社マン・マサシ。学生時代のバイト仲間の二次会で、昔憧れていた早紀と一夜を共にするが…?


5歳年上の憧れの女性にすっかり虜になったマサシ


学生時代からの憧れの女性・早紀さんと一夜を共にして、すっかり彼女の虜になってしまった。

25歳の頃から変わらぬ美貌。当時から抜群に大人っぽい雰囲気を醸し出していた彼女は、年相応の落ち着きと気品が加わり、35歳の今の方が美しいように思えた。

そんな俺の永遠のマドンナ・早紀さんが、ぶかぶかの俺の服を着て、美味しそうに朝食を食べてくれた姿は、今思い出してもにやけてしまう。

「マサシさん、朝からにやにやしちゃって。どうしました?」

同じ部署の3つ下の後輩・宏平に声をかけられ現実に戻る。今日は月曜日。週末の楽しい記憶で何とか乗り切れる1日だ。

「何かいいことあったんですね?今夜、軽く飲みに行きません?」

この後輩には散々食事会をセッティングしてもらっている。元カノ・由梨との出会いも宏平が開いてくれた食事会だった。

「じゃあ、軽く行くか。」

この喜びを誰かに話したくて、後輩の誘いに応じた。

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