マリッジブルー、29歳 Vol.4

「金で幸せにはなれない」大病院の跡取り息子が選んだ、埼玉出身地味女の正体

結婚。

それは多くの20代、30代の人々にとって関心の高い出来事の一つだ。

しかし結婚したいと心から望んでも、いざそれが実現しそうになると、直前で怯む人は多い。

「本当にこの人でいいの?」と考えたり、相手の家族とうまくいかなかったり、結婚式の準備で揉めるカップルも多い。

そう、それが世に言う“マリッジブルー”。

マリッジブルーにハマってそのまま抜け出せない人、無事結婚まで辿りついた人さまざまだが、29歳という節目でマリッジブルーに陥った人たちに焦点を当てる。

これまで登場したのは、結婚願望のない男を振り切って結婚した聡子、男のマリッジブルーにハマったヒロシ、ミスコンファイナリストの朋子。今回登場するのは…?


内科医、30歳。跡取り息子が夢見た、普通の恋愛


「裕子さんはどちらの大学出身なの?」

そう聞かれたときから、嫌な予感はしていた。

僕の実家は代々続く大病院。都内の医学部を出て私立病院に勤め恋に落ちたのが、同じ職場にいる看護師の裕子だった。

医者という職業柄出会いの数は少なくて、周りも看護師と結婚するか医者同士が多い。

彼女は看護学校を出て、今の私立病院に勤務しているごくごく普通の女の子だ。そんな彼女を、僕は大好きだったし、お互い真剣に恋していたはずだった。

…母親に会わせるまでは。

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