
みりんと俺:彼女に振られた理系SEが、初めて自分で作って成功した料理とは?
半同棲していた彼女が、「他に好きな人ができたの」と言い、俺の部屋を出て行った。
洋服や化粧品など彼女の荷物は、知らぬ間にダンボールにまとめて送られていた。
そんな彼女の気配が98%消えたガランとした部屋で、気を紛らわすために開けた、キッチンの戸棚。
そこにあったのは調味料。料理をしない俺には関係のないものだと思ってた。塩や胡椒は食べる時に使うのでわかる。ただ「みりん」だけが見覚えがなかった。
部屋に残された、みりんと俺。
みりんを見て、料理ができるようになると、何かが変わるかもしれない。そう思ったんだ。
料理を始めようと決意した健太郎。初めての挑戦は…?
健太郎、元カノとの思い出を引きずりながら料理スタート!
半同棲していた彼女と別れて1週間が経った。
今日は日曜日で特に予定もなかったので、溜まった洗濯物を片づけ、テレビを見ながらゆっくりしていた。典子がいたときも大抵こんな感じだったのに、1人だと手持無沙汰で落ち着かない。
今頃、典子は新しい男と一緒にいるのだろうか?いや、まだ......
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