執行役員リサとマリコ Vol.9

執行役員リサとマリコ:ルブタンを履いた悪魔がついに失墜?ライバル美女の転落劇

大手IT系メディア企業CNAの女性執行役員、リサとマリコ。ライバル関係として見られていた2人だったが、リサはマリコに部下育成について相談し、2人の距離は近づく。

しかし、マリコの平尾太一への想いを知り、複雑な気持ちに。仕事も恋愛もライバル関係になった2人。どちらに軍配が上がる?


『B Channel』の買収は正しかったのか?


―「ルブタンを履いた悪魔」がついに失墜?

最近、社内はその話題で持ちきりだ。確かに、以前はドラマの「白い巨塔」さながら、マリコとその部下たちが社内を闊歩していたが、その姿をしばらく見ない。

美人女社長、多額のキャピタルゲイン、社長からの寵愛(これはあくまで噂だが)など、まるでドラマのような劇的なストーリーで、買収以降CNAを賑わしていたマリコだったが、『B Channel』は危機的な状況に陥っていた。

動画再生回数は好調を維持していた『B Channel』だったが、収益的には苦戦していた。広告がいくつか入るようになり事業としての見通しが立ったと思われていた矢先、オリジナルコンテンツ制作の影響で莫大な赤字を抱えてしまったのだ。

新しい領域への挑戦。功を急いだマリコの失敗だった。

一方のリサは、ネイティブアプリのローンチに成功。平尾太一から出された「1年以内に四半期営業利益を10億円にしてくれ。」という課題は達成できそうな見込みだった。

加藤祐介からのバッグアップ、部下たちの活躍。もう駄目だと何度も頭を抱えたが、色んな人から助けてもらった結果だ。そう思い、胸をなで下ろしていた。

この日は取締役会が開催される予定だった。その日のテーマは誰の目から見ても明らかだった。

「『B Channel』の買収は正しかったのか?」

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