執行役員リサとマリコ Vol.7

執行役員リサとマリコ:ついに直接対決!?嫌われマリコの意外な過去と部下育成のコツ

大手IT系メディア企業CNAの初・女性執行役員に抜擢された、リサ。動画サイト『B Channel』の買収により、新たな女性執行役員マリコが登場する。

リサをライバル視するマリコは、一緒に登場したイベントでリサを罠にはめる。取締役の加藤祐介の励ましで何とか立ち直ったリサの新たな悩みの種とは…?


執行役員リサの悩みとは?


11月に入り、寒さも大分本格的になってきた。会社近くのスタバで、いつものカフェラテをエキストラホットにしてもらう。

始業時間は10時だが、いつもリサは一番早く来るようにしている。一人で集中して仕事できる時間は朝しかない。始業時間が来れば、部下の「リサさん!」という引き止めが、否が応でも続くのだ。

「1年以内に四半期営業利益を10億円にする」

これが平尾太一から出された課題だった。しかし、Googleのペンギン・アップデート、Facebookの動画重視のアルゴリズム変更によるトラフィックの減少。今のところ、平尾太一から出された目標を達成させるための好材料は、ほとんどないと言ってもいい。

認めたくはないが、マリコ率いる動画メディア事業部は好調に見える。ハワイで撮ったという渡辺丸美のTVCMも世間にかなりのインパクトを残し、「B Channel」の動画再生回数はうなぎ昇りらしい。

就任したての頃は「ルブタンを履いた悪魔」と囁かれ、大分煙たがられていたようだが、今はその声も鳴りをひそめている。毎月定例で行う社内の新規事業コンペでも、動画メディア事業部からはかなりの数のチームが出ていた。

そのコンペで優勝したのも、マリコの部下で2つ年下のチーフだった。今までこれといった功績はなかったが、マリコの下でプロジェクトリーダーとして鍛えられ、最近メキメキと頭角を現しているようだ。

―部下育成。

プロデューサー時代は、業務上のリーダーだったので、特に悩んだことはなかった。しかし、執行役員になってからは、長期的な視点でのマネジメント能力が必要になってくる。

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