吉田類の酔いどれ時事放談 Vol.12

『酒場放浪記』吉田類、酒を片手に頑張って新都知事のあるべき姿勢を語る

一緒に飲んだ人、そしてテレビを観る人皆を、なんだか幸せな気分にしてくれる〝偉大なる酔っ払い〞吉田類。酒場を愛する粋な詩人の目線で、基本はおおらかに、時に厳しく、混迷する日本や世界情勢について語ります!

今回は前回も話題となった新都知事、2020年の東京オリンピックについて聞きました。(やはり酒を片手に)


Q.小池百合子都知事、就任後の仕事ぶりはいかがでしょう?
「旧体制に負けずに推進!」


――小池百合子東京都知事が就任して2ヵ月。リオデジャネイロオリンピック閉会式での「フラッグ ハンドオーバーセレモニー」を見事に務めたほか、築地市場の豊洲への移転の延期決定、オリンピック組織委員会の費用検証など、大鉈を振るっている印象がありますが、どう思われます?

類「前回、僕はここで〝パワフルな女性知事に託してみよう〞と言ったけど、その思いは変わっていない。いいじゃないですか。宣言通り積極的に活動している印象だよ」

――築地の移転延期については市場関係者の意見も割れていて「よくやってくれた!」という声がある一方で「これまでコツコツと準備をしてきたのに、なんてことをしてくれたんだ」という怒りの声も。

類「怒っている人の気持ちはわからんでもないけれど、みんなの口に入るものを扱うわけだし、安全性に疑問があるという以上、徹底的に慎重にやってもらわないとねえ」

――設計にも問題があるようで、清掃に海水が使えない、各店舗の間口が狭いなどといった点が指摘されています。

類「うーん、この際時間やコストが許す限り、手直しすべきところは手直しするしかないんじゃないかなあ。なにか問題が起こってからでは取り返しがつかないよ」

――築地市場の跡地を環状二号線が通る計画になっているようで、市場の移転が延期になると、それに伴って道路工事の計画がずれ込む、という問題も抱えているとか。

類「日本はこれまで、先進国としてやってきた中で、環境問題に総じて無頓着だったと思うよ。そうしたことに伴う市場の移転問題にせよ、東京オリンピックの予算のことにせよ、みんなが長年うやむやにしてきてきたことを直視して、どうにかしようとする小池都知事の姿勢は大英断だよ。ああいうふうに群れずに動くことができるのは、実は女性の美点だと思うね」

――じゃあ、こうなったらとことん思う道を進むべき?

類「そう。ご本人が提唱している〝都民ファースト〞の視点を忘れず頑張って!」

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