東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.6

周りに1人はいる!? 腕時計や自動車で「自分の二流っぷり」を見せびらかす“痛い人”はこういう人だ!

「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。

『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて21万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。

彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』が、発売と同時に5万部を超えるベストセラーになっている。

本記事では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々を、『最強の働き方』を再編集して紹介する。


東洋経済オンライン

「やっすそうな時計、そして、ぼっろい車やなー!!」

一流のビジネスパーソンは、スーツや靴にはおカネをかけても、腕時計や乗っている自動車は極端に古く、ボロいことが少なくない。

彼ら彼女らは仕事がデキるだけに、あえて安っぽい時計をしていたり、安っぽい車に乗っていることが、逆に「高度なはずしのテクニック」が炸裂したかのようなカッコよさを醸し出す。

一方、二流の人に限って、「なんで、そんな立派な時計やアクセサリーを、わざわざ職場にしてくるのかな……」と思うようなピカピカのロレックスの腕時計を見せびらかすようにつけて来たり、お客さんのところに自慢気に高級車で出かけたりする。

一事が万事で、仕事がデキるかどうかの「仕事のIQ」は、持ち物ひとつに如実に表れてしまうものだ。しかも、重要なポイントは、「一流の持ち物」選びには、「その人がおカネ持ちかどうか」は関係ないという厳然たる事実である。

おカネ持ちの中にも、腕時計や自動車、アクセサリーで「自分の二流っぷり」を見せびらかしている「困った人」は大勢いる。その一方で、年収5億円の人の中にも、あえて職場には1000円の腕時計をはめてくるような人も実在する。

では、「おカネの有無」で決まらないとすれば、いったい「一流と二流の人の持ち物」は何が違うのか? たかが持ち物ひとつで、「二流の人のどんな恥ずかしい欠点」がバレてしまうのか?

私の尊敬する、年収数億円なのにガラケーを使いつづけ、ボロい車に乗りつづけている先輩の「教訓」とあわせて紹介しよう。

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