青山ヒロム Vol.6

青山ヒロム:37歳の女は熟女なのか?年上女のナマ足に、タジろいでみませんか?

27歳が女の最高値。そんなわけないだろう!

かの伝説のプレイポーイ・光源氏の守備範囲は下は小娘、上は老婆まで守備範囲も広い好色男だったと聞く。

老いも若きも、VIVA WOMAN!

これは、東京で咲き誇るゴージャスな女たちと、アンタッチャブルな男たちが繰り広げる、ファンタスティックで時にはHARD THINGSなLOVE AFFAIR。

23歳の恋するフォーチュンクッキーなバッグ会社勤務「もえ」、27歳の外資系コンサル勤務のSクラス美女「菜々緒」と、30歳の桜木町在住大学職員の「優子」、37歳で6万円のブラジャーを身につける外資系高級下着ブランドの日本支社マーケティング責任者の「遥」と、ついに青山ヒロムのポートフォリオは出揃った。

今週はその遥とのファンタスティックな午後を覗き見しよう。

37歳の女性は、熟女なのか?


「え。ヒロム、ストライクゾーンそんなに広いんだ?」

まるで絵本から出てきたような『青山ウエストガーデン』のパンケーキを頬張りながら、慶子は眉をひそめる。

均等に丁寧に仕上げられたパンケーキの焼き目は美しく、テラコッタなビーチの美女の肌を彷彿とさせる。しっとりふわっとしてタマゴの味わいも感じられる『青山ウエストガーデン』のパンケーキは、慶子の大好物だ。


今日の慶子の装いも、悪くない。カジュアルだが質の良いスリードッツの黒いTシャツに、サテンの煉瓦色のパンツで夏のこっくりツートンが見事だ。シンプルなスタイルだからこそ、小物は華やかにという算段だろう。

長めのパールネックレスに、黒のメンズライクのIWCのビッグフェイス、足元は、ピエールアルディの派手色サンダルのリズムが心地よい。外資御三家ホテルのウエディング担当の聡明で美しい慶子の最大の魅力は、そのセンスでもある。

30歳を超えて最近めっきりモテないと口癖の慶子に、自分が一線を越えた慶子より若い女性たち(菜々緒や、直前の優子)の話をするのは何となく憚られ最近出会った37歳の遥の話をしてやると、驚いたようにナイフとフォークをふかふかのパンケーキのベッドの上に置いた。

「ヒロムって熟女好きだったんだね……」

「……」

37歳の女性は、熟女なのだろうか。僕は、遥のその艶かしいナマ足を思い浮かべながら考えた。

ヒロムのポルシェの助手席に乗っている女は・・・?


日々最高気温を更新し続けるもはや亜熱帯の日本列島。

午後4時。西日が思いの外強く、ランジェリーブランド『ラ・ポルラ』日本支社マーケティング責任者・遥(37)は、カバンの中から、レイバンのウェイファーラを取り出すてさらりとかけた。

日本人が、サングラスをかけるとどうにもちぐはぐな感が否めない。黄色人種の欧米人への憧れとコンプレックスのこじらせのような気がしてしまうが、その点、遥のこのハマり具合はどうだ。高い鼻梁でサングラスがくっと止まり見事なバランスがブラボーだ。

愛車のポルシェマカンターボを多少雑に飼いならす選民意識。それに、美しい女を助手席に乗せている優越感が混じれば、心はビリビリとしびれてくる。赤信号になるたびに、皆が目線を送っているのはマカンにではなくて、助手席の遥に対してだろう。

僕が、遥を、ドライブがてら南千住の鰻屋『尾花』での早めの夕食に誘い出すことに成功したのは昨日のことだ。

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