
タクシー代の秘密:2012年、ゆとり世代が「先生」と慕った、タクシー代以外もくれる男とは?
今宵もまた東京の至るところで、出会いを求める男女が戦を繰り広げている。
楽しい時間のあとに男性が取る行動としてスマートと讃えられる”タクシー”術。 お金を渡すのか、一緒に送っていくのか、それとも……?
前回までは通算2,500回の「お食事会」に参加し、元“プロ女子大生”という肩書をもつ優子のタクシー代事情を紹介してきた。
2000年頃はタクシー代だけで暮らせたり、ライブドアショックやリーマン・ショックなど時代の移り変わりと共にタクシー代の在り方も変遷していった。
時代は移り変わり2012年へ。優子からバトンを受け継いだ、平成生まれ・ゆとり世代の「愛」が現代のタクシー代事情を語っていく。
“平成生まれ”がチヤホヤされたゆとりバブル
平成元年生まれが社会に出るようになり、お食事会での会話は「何年生まれなの?」と聞かれることが多くなった。平成元年生まれの私は当時23歳。若さは珍しくないが、“元年生まれ”ということが肩書として生きていた。
平成元年生まれです、と言えば男性陣のテンションは急上昇。なかにはギリギリ......
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