今宵もまた東京の至るところで、出会いを求める男女が戦を繰り広げている。
楽しい時間のあとに男性が取る行動としてスマートと讃えられる”タクシー”術。 お金を渡すのか、一緒に送っていくのか、それとも……?
学生時代から30歳に至るまで、通算2,500回もの「お食事会」に参加した元“プロ女子大生”の優子が、タクシー代の支払い事情、いわば「タクシー代の秘密」に関する、歴史的変遷を考察する。
前回は、ITバブルの恩恵を受けながらタクシー代だけで暮らせたプロ女子大生が、ライブドアショックを機に受けた打撃を紹介。今回は新卒時代に起きたリーマン・ショック後、2009年以降の移り変わりを描く。
“女子大生ブランド”を失った彼女たち
大学卒業後、プロ女子大生たちはそれぞれの進路を歩んだ。弁護士事務所の社長秘書、日系航空会社のCA、キー局(日本の主要テレビ局)のアナウンサーになった子もいれば、大手保険会社の一般職として勤める腰掛けOLも。
私が新卒で入社したのは、その当時ノリにのっていた某ベンチャー企業。ワン......
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