小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.23

白飯が止まらない!肉汁とトマトのつゆだく状態でいただく洋食ランチ

curated by
小宮山 雄飛

牛肉100%炭火焼ハンバーグ ¥1,000

『浪漫亭』

続いてご紹介するお店は、昔ながらの喫茶店や店が並ぶ、共同通信会館の地下街にある。洋食メニューが評判の居酒屋風の店は、約25年前に創業した老舗だ。

熟練の感性で丹念に手練りされるハンバーグ。牛肉、卵、パン粉、玉ねぎの、至ってシンプルな昔ながらのレシピがいい

打ち合わせやライブなどで、お隣のJTビルによく来る雄飛さんが、その際に食べに寄るのがこちら。一番人気の看板メニューでもある200gのハンバーグは、お肉っぽさを堪能できる牛肉100%!

「実はあまりハンバーグが得意じゃなかった僕は、ここで開眼したほど。洋食屋では珍しく、ハンバーグなのに焼き加減を好みに選べるし、焼肉のような肉々した素材の味わいが楽しめるのが好きでね。まずは迷わずベリーレアをオーダーするのがオススメ。ハンバーグには鮮やかに野菜がたくさん添えられ、鉄板プレートで運ばれてくる。最初ベリーレアで食べ、だんだん食べ進むうちに火が通り、また異なる食感になるのがいい。美味しい状態のまま、熱々をフーフーしながらって、やっぱりうれしい」

創業当初は煙を上げての炭火焼だったが、ビル内の事情の流れによりガスに変更。美味しさはそのままに継承している

表面はカリッとしっかり焼かれ、中はふっくらジューシー、下味はしっかりめでコショウが効いている。

「肉本来の旨みがきちんとして、デミグラスソースはけっこうあっさり。どっぷりソースに頼るのではなくサラッとしているのが、素材で勝負している感じが出ていて、好感が持てます」

妙に落ち着く昭和感が残る、居酒屋的空間で洋食を頂くのも悪くない。

昔から変わらない洋食メニューは、ハンバーグとハンバーグカレーだけランチで大盛りが無料! しっかり食べたいひとの味方だ


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