今週の激辛! Vol.2

地獄級の麻婆豆腐!でもあくまで美味しいを追及する『炎麻堂』

ようこそ激辛マニアの世界へ。世界の料理が集まるここ東京には、ただ辛いだけじゃなく旨さがあとを引く、絶品激辛料理がたくさんある。 今回は、激辛料理の激戦区・赤坂で10年以上愛され続けている辛くて香ばしい中華の店『炎麻堂(えんまどう)』をご紹介しよう。

~炎麻式麻婆~ 麻婆豆腐 8辛(¥1,200)

激辛料理の激戦区・赤坂でも最強クラスの麻婆豆腐!

『炎麻堂』は四川料理をベースとした確かな味と豊富なメニューで人気を博している。2003年に本店を創業してから、激辛ラバーたちの胃袋をつかみ、2015年11月、同じ赤坂に拡張移転しリニューアルオープンした。

移転先は、赤坂Biz向かいの一ツ木通り沿い。地下にありながら、オープンキッチンを導入し、カウンター席含め40席収容可能な広さだ。

必食すべき看板メニューは、 “麻婆豆腐”!最大の特徴は、オリジナルの麻婆醬にある。

四川の最高級なピーシェン豆板醤、山東や江浙のブレンドした山椒、国産の鷹の爪と四川の朝天唐辛子を使った自家製の辣油。それに甜麺醤や豆鼓醬など約10数種類の調味料を調合して完成させている。

自家製辣油

あくまで美味しく食べられる範囲は推奨だが、辛さはMAXで8辛!

辛さは 5 段階。甘辛・標準・辛口・大辛・激辛から選べる。大辛までは、800円。激辛超えは、1辛増すごとにプラス100円追加料金がかかる。

この店の料理コンセプトは、「一般的に美味しく食べられる範囲の中での辛くて香ばしい料理」であり、辛さに挑戦する激辛料理専門店ではない。

ただし5辛でも平気で、もっと辛さがほしい方には、料理人が味見して激辛だけどおいしいと思えるレベルの限界“裏メニュー8辛”がおススメ!

辛さレベルは選べるのでご安心を

熱々に温めておいた小鍋に、別の中華鍋で炒めた麻婆豆腐をすぐ加えるので、ぐつぐつの状態がしばらく続く。マグマが煮えたぎる地獄絵図のような激辛麻婆豆腐を見ていると、まるで一人で肝試しをしに来た気分だ。

ミックスした唐辛子の個性豊かな香りと鼻に抜ける爽やかな山椒の香りを感じた後、一口味わっただけでも、舌がヒリヒリと熱くなる。火力や麻辣使いそして地獄レベルの辛さ、これぞ炎麻式の激辛麻婆豆腐だ。

そこで目にした華奢な豆腐達が舞う姿は、辛さの地獄の中に天使が手を差し伸べているかのよう。パンチのある麻辣に豆腐の優しい甘味、このギャップに自ずとはまってゆく。

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