遠く離れたふたりが一緒のテーブルを囲む!? 近未来の外食デートはこうなる!
どんなに通信手段が進化しても、離れた二人が同じテーブルを囲んで同じ料理を食べることはできない。
もし今、遠く離れたあの人と一緒に食事ができたら・・・
そんな夢を叶えてくれる奇跡のディナーが、今話題の「SYNC DINNER」だ。
まずは、SYNC DINNERのイメージ動画をご覧ください。
2015年12月22日、未来の食事のカタチになるかもしれない、「SYNC DINNER」を、実際に遠距離恋愛中のカップルに楽しんでもらった!
会場は東京と大阪のレストラン。早速、その一部始終を覗いてみよう——。
この日、SYNC DINNERを体験するのは、東京に住む彼氏・廉太郎(れんたろう・23歳)と大阪に住む彼女・聖良(せいら・22歳)のカップル。大阪にある大学の入学式で出会ったふたりは、大学2年の夏から交際をスタートさせた。
それからは、学内で一緒に試験勉強をしたり、講義後にファストフード店でお喋りしたり、就職活動で励まし合ったり……そして、毎年のクリスマスを一緒に過ごしてきた。
しかし卒業後は、廉太郎は東京の会社に就職、聖良はそのまま大阪の会社に就職することが決定。2015年の春から東京—大阪間の遠距離恋愛が始まることになった。
まだ社会人一年目のふたりにとっては、新幹線や飛行機で簡単に会いに行ける距離ではない。会う頻度は2カ月に一度だけ。それ以外は主に電話でのやりとりになっているそうだ。
「やっぱり、本当はもっと彼女の顔が見たい」
と廉太郎は考えていた。彼女だってその気持ちはきっと同じ。毎年ふたりで過ごしてきたクリスマスを、今年は離れ離れに迎えるのが寂しい……。そんなふたりがこの夜、SYNC DINNERで2カ月ぶりに一緒の食事を過ごすことになったのだ。