銀座のバーテンダーたちに聞いた「男女のトラブルあるある7選」

銀座のバーでは、遊び慣れた男女が夜な夜な集い、さまざまな危険な恋の物語を紡いでいる。
中には、イタイ話もなくもないとか……。バーテンダーが目にした“迷場面”をこっそり紹介。やっぱりみなさん、ベタな失敗をされている方が多いようです。。

①いきなり彼女のイメージでカクテルを作るのは無理です

「ひと昔前の映画やドラマの影響なのかわかりませんが、カップルでいらっしゃって『彼女のイメージでカクテルを作ってください』というお客様が稀にいます(笑)。占い師でもあるまいし、初めてお会いした方のイメージもなにもわかりませんよ(笑)。オーダーの際は、せめて好きな色とか、お酒のタイプを教えていただきたいです」(バーS店主)。

アツい夜を過ごすためには、サムい演出はNG! バーはスマートに使いこなしてナンボです!

②お連れ様はそのお酒を飲んだことはございません

「男性のお客様の中には複数の女性を日替わりでエスコートされる方も当然いらっしゃいます。とはいえこちらも客商売。そんな事実はオクビにも出さないように振る舞います。
しかし、お客様の方から『君が飲んだこないだのメニューが…』と、うっかり墓穴を掘るケースが意外と多いのです。
彼女がそれを不審に思い、いくらこちらもやんわり流しても、一度気付いた女性の勘にはかないません。男性の方はそんなとき、非常に多弁になられる。

そんな時は私どもも、そっとその場を離れるしかありません」(バーK店員)。

③口説くのに最適なお酒というのはありません

「男性のお客様から『女性を口説きたい時にいいお酒は?』と聞かれることがあります。しかしいきなりアルコール度数が高いものを頼んでも、警戒されて逆効果なんです。
まず彼女の好みを聞きながら、『このカクテルならどう?』などと一緒にお酒を選ぶ楽しさを共有するのが一番。自分好みのお酒に出会うことができれば、自然とお酒も進み、その場の雰囲気も盛り上がります。
逆に、無理に勧める男性はうまくいかないことが多いようですね」(バーN店主)。

④奥様と行く店は奥様とだけ行きましょう。奥様は貴方に内緒で一人で来られたりするのです。

「常連のお客様がある日、若い女性を連れていらっしゃいました。以前、紹介された奥様とはもちろん別の方。なかなか隅におけないなぁ(笑)なんて思っていたところに、なんと奥様がご来店されて場が凍りつきました。私どもも下手に助け舟を出すことができませんし、あのときは本当に対応に困りましたね。奥様はまったく取り乱すことなく終始無言。逆にそれが恐かったのをいまでも覚えています」(バーT店主)。

これぞ修羅バー!?

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