ビールには焼き鳥しか考えられない貴方に贈る、都内絶品焼き鳥8店

奥から、ゴロゴロつくね串。新感覚の食感とスパイス使いに魅了されること間違いなし。おまかせ3本。今回はタン、フワ(肺)、レバー

※時期などによってメニューの変動あり。

クラフトビールで新鮮なもつ焼きをガブリ
『晴れときどき・・・(ten ten ten)』

落合

東中野の商店街に2015年3月オープン。

「女性が気軽に楽しめるもつ焼き店を」という店内は白木やタイルを配した明るくナチュラルな雰囲気。煙がモウモウと立ち込める赤ちょうちんとは一線を画す。

多彩な部位に繊細な味わい。もつ焼き好きなら存分に謳歌せよ

もつは新鮮なまま生で仕入れ、部位によっては丁寧な下処理をほどこして調理する。タンカルビ、しきん、フワ、チレなど多彩な部位に、必食すべきはタンを刻んで混ぜ込んだつくね串。

クミンなどのスパイス使いも巧みで、フレンチの肉料理を彷彿させる垂涎の逸品。イタリア風のマリネで仕上げる冷製串を盛り合わせた「もつの冷製プレート」も、前菜にぴったりな是非もの。

美味に寄り添う酒は、アルコール度数高めで香りと味にパンチのあるクラフトビールのIPA(インディア・ペール・エール)に、国産を中心とした自然派ワイン。

ベストマッチなセレクトに、食は進む一方。女性が堂々ともつ焼きを謳歌できる一軒だ。

右から、さえずり、皮、白子、モモ(メニューは一例)。器も会津の工芸品

一度食べたらヤミツキに?会津地鶏の専門店
『やき鳥 歩ム』

五反田

400年以上前から会津地方で飼育されている固有種、会津地鶏。日本唯一の専門店であるこちらでは、羽数の少ないこの地鶏を贅沢にも丸ごと仕入れて提供する。

通常朝締めがよいとされる中、内臓以外の部位はあえて24時間寝かせてから調理。肉が適度に締まり、味わいが増すという。

温度、衛生管理を完璧にこなすことで仕上がる極上肉なのだ。火入れはとにかく時間をかけ、低温でじっくりと。

濃厚なコクが凝縮された皮には、鶏自体の質が如実に表れる。福島の固有種・会津地鶏を、あえて24時間寝かせてから調理。より締まった肉質と味わいが、鮮烈な第一印象に繋がる

「一瞬たりともほっておけない」という職人泣かせな肉だが、泣かせるのは職人だけにあらず。

“ひと味惚れ”したと店主が語るように、華やかでいて繊細な脂の香りが鼻腔にえもいわれぬ余韻を残し、人々を感動させる。一度食べたが最後、再会が恋しくなる味なのだ。

手前から、手羽先、えんがわ、ささみ、つくね(メニューは一例)。つくねは一度揚げるなど工夫を凝らす

濃厚醤油×炭火の香ばしさが食欲をそそる
『神楽坂 鳥伸』

飯田橋

扉を開けると、気持ちがいい白木のカウンターが目に飛び込む。

お客さんとの距離が近く、醤油を使った串が焼かれる時には炭火に炙られた醤油の香ばしい香りで店が満たされる。

たっぷり肉が付いた膝周りの軟骨。歯ごたえと旨みをいいとこ取りした部位だ。味の決め手は、毎日継ぎ足しされる秘伝の醤油。炭の香ばしさと脂の甘みが食欲をそそる

日々継ぎ足して使う醤油は、炭のスモーキーなフレーバーと脂の甘みがぎゅっと詰まった唯一無二のもの。

その醤油と相性がよいオススメ串はひざ軟骨。表面を炙り旨みを閉じ込めてから、醤油に浸けて再度焼き、香りを引き出している。

一人でしっぽり味わいたい、そんな深みを感じさせてくれる店である。

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