決戦は2軒目!接待の切り札になるバー6店

ドアから漏れる明かりが、バックバーの壁にレースのような美しい模様を描き出す

最後の心地よい一杯にたどり着く場所
『バー ラ ユロット』

麻布十番の住宅街に潜む一軒家の扉を開けると、石壁と太い梁のある天井が目に入る。その静謐な空間が『バー ラ ユロット』だ。

フレッシュフルーツのカクテルも見逃せないが、コニャック、アルマニャック、マールなど、フルーツを使った蒸留酒、それもオールド・ヴィンテージのコレクションも目を見張るものがある。「食事の後に飲む一杯こそ、最も大切にしたい」という。

ブランデー類。ドゥーツのマールや1970年代のルロワのマールなども

素晴らしい食事の後に、そのいい流れを止めることなく、最後まで心地よく着地させるのがバーテンダーの命題と考えている。食事のジャンルや飲んだ酒、アルコールの入り加減など、会話を通して推し量り、的確に心地よい1杯を探り出す。

たとえば鮨の帰りとあらば、まずは魚臭さをすっきり流す炭酸系でリフレッシュを、という具合だ。その流れに身を任せれば、素晴らしい最後の1杯に導いてくれる。会話が再び盛り上がるのは言うまでもない。

内装は“旅”をイメージしている。駅の改札までのアクセスの良さは保証付き

名門ホテルのホスピタリティに憩う
『バー オーク』

約100年前の姿に復原を果たした東京駅丸の内駅舎。それに連なる東京ステーションホテルの『バー オーク』は、創業当時の赤レンガを内装に残した重厚でクラシックな佇まい。

特等席は、トレードマークのトランク型テーブルがあるソファ席で、多くの文化人が利用した名門ホテルの風格が、時間を忘れて座る人の心を落ち着かせる。

グレンファークラス30年、赤レンガをイメージしたジンベースカクテル「東京駅」

ハードリカーが充実したバックバーは、凝ったチョイスが光る。さらにマニアックな銘柄に出合えるプロモーションもあり、およそ2ヵ月ごとに、酒のジャンルを替えて、探し出した究極の数銘柄が登場する。

もうひとつの人気が、オリジナルカクテル「東京駅」だ。こちらを考案した名物バーテンダー杉本壽さんは70歳を超えて、現在も時々カウンターに立つ。彼目当てのファンも少なくない。

ホテルならではのホスピタリティが詰まったクラシックバーは、やはり二軒目にふさわしい。

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