鮨のバーゲンセールは、昼にあり。厳選本格鮨8選

ランチ握り10カン+たまご¥5,750。2種の赤酢をブレンドした酢飯が鮨の旨みを引き立てる

寿司への愛が昇華した握りに唸る『西麻布 鮨 真』

とにかく鮨が好きなのだという。食べるのも、握るのも。「夜はつまみから始める人が多いけど、昼は握りが目当てでしょ。楽しいですよね」と嬉しそうに語る店主の鈴木真太郎氏。

湯引きしてさらに炙る寒ブリ、一度煮てから柚子を散らすホタテなど、昼とはいえ仕事に一切の妥協はない。西麻布が鮨の激戦区になる以前、集合住宅の一室に開いたこの店も4月には近所へ移転予定。また華やかな話題を振りまくことになるだろう。

丁寧に握る店主の鈴木氏

お昼の握り10カン+巻物¥4,725。穴子やコハダなど江戸前仕事のタネはランチの定番

タネは極上。気鋭の職人が魂を込める『銀座 いわ』

研鑽を積んだ『鮨かねさか』から独立して2年半。オープンして間もなくミシュランの星を獲得した注目の店である。毎朝築地で仕入れる魚は産地やブランドには頓着しない。その日良いものをひたすら求め、魚によっては店で寝かせてから包丁を入れる。

江戸前の技で丁寧に仕込んだ鮨ダネは、昼も夜も同じもの。違うのは値段だけ。「ランチはお試しで味をみていただければ」と語るのは店主の岩央泰氏。魂を込めた氏の握りを存分に頬張り、午後の街に足を踏み出した時、値段以上の満足感がふつふつと湧き上がるに違いない。

新進気鋭の実力派である岩氏

すべての席に目が行き届く造り

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