東側から西側まで、ますます拡大する食エリア
船山:先ほど「東京の東側が盛り上がっている」という話がありましたが、ここ2、3年は幡ヶ谷に続々と新店ができていたりしています。ほかにも動きのあったエリアはあるでしょうか?
森脇:フレンチの話題の際に登場した『BISTRO H』がある西荻窪は、もともと良いお店が多いエリアですが、さらに増えている気がします。同じく、松陰神社前も個性的なお店の話題が尽きないですね。
『五指山』という中華の名店の跡地に7月にオープンした『中華立波』はオムチャーハンなどが人気で、新しい町中華として早くも賑わっていますよ。
小石原:中野駅のすぐそば、カジュアルな業態のお店が並ぶ「レンガ坂」に忽然と現れた『sanka』には驚かされましたね。ベテランシェフの美的な料理を楽しめる、れっきとしたガストロノミーフレンチです。
船山:ハイエンドなレストランが見当たらないエリアだけに衝撃でした。
中野:お話を伺っているだけでお腹がいっぱいになりそうな充実ぶりでした。来年の東京のレストランシーンも、ますます盛り上がりそうな気がします!
12.『sanka』@中野
中野のレンガ坂にあるフレンチは、エントランスのオブジェが印象的。
腕を振るうのは、フランスで7年間研鑽を積み、帰国後は名だたるフレンチで活躍した古澤英夫シェフ。コース¥15,000。
\まとめると……今年のトレンドはこの7つ/
― Trend 1 ー
キャリアのあるフレンチシェフが新たに自分の城を構えた
― Trend 2 ー
相変わらずデート人気が高いイタリアンは名店が再び輝く!
― Trend 3 ー
実力派の和食が増える一方、酒場の在り方が一層多様化した
― Trend 4 ー
名店出身のベテラン鮨職人による安定感抜群の新店が豊作
― Trend 5 ー
次世代を担う焼き鳥の新店が続々誕生し、新たなフェーズへ!
― Trend 6 ー
高価格帯の中華が元気で、アジアンや台湾の洒落た店が増加
― Trend 7 ー
グルメエリアは拡張の一途、中野、松陰神社などが注目を集める
\それぞれの2026年のトレンド予想は?/
牛豚鶏に続く“第四の肉は羊!?”
「じわじわと扱うお店が増えている羊ですが、2026年こそ大ブレイクするかも?『とんかつ成蔵』のコースにラムカツが入っていて、そんな兆しを感じました」(森脇)
コース&一斉開始ではない焼き鳥を!
「予想というより願望ですが、このところの町中華、町寿司、町焼肉的な流れに乗って、かしこまらずに好きな部位を食べられる“町焼き鳥”に回帰してほしい」(小石原)
若手シェフの活躍がより広がり新時代に
「若手シェフによる洒落たお店、自由なスタイルのお店が急増。彼らの都心以外への出店で東京全体の食レベルも底上げされたのでは。来年は一層革新が起きそう」(中野)
中央線沿いの楽しさがバレる
「沿線にいい店が増えている。先日高円寺に行った際、あまりの活気に驚いたほど。どの街もカオスな空気でいるだけで楽しい。こんな路線は他にない!」(船山)
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