東横線のなかでも最もスタイリッシュな店が集まる代官山〜都立大学。
その5駅に属する新店となれば、東京のフードシーンの旬を表す存在ともいえる。つまり、感度の高い大人が集まる場所なのだ。
今回は、学大と都立大駅にオープンした3店舗を紹介!
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ガラス越しに伝わる大人の賑わいに誘われ入店するのも学大流
ぺアリングが浸透し、日本ワインが勢いを増すいま、『Batacocinq』が提唱する“日本食材×日本ワイン”が、センスのいい食通に響いている。
日本ワインが進む技ありビストロ料理を、手頃な価格で味わえる
同じ産地を組み合わせるのが醍醐味で、例えば北海道産ウニをのせたブリオッシュには道産シャルドネなど、姉妹店の「ナチュマル ワインストア」から仕入れるワインで新しいマリアージュを提案する。
それらの好相性を生み出すのは、老舗フレンチの名店である『コートドール札幌』の元スーシェフ藤井辰哉さんの腕が確かだからだ。
フレンチの王道も深く知るシェフが、気さくに客を迎えるのも学大らしい。
名物は、季節の“ウフマヨ”。春は新潟産雪下にんじんを使い、越冬したその甘さにレモングラスなど爽やかなハーブを合わせる。自家製マヨネーズも食材ごとに変えている。
そんなガストロノミー的仕上がりを感じるウフマヨでオレンジワインを飲む。それはまさに、東横線的洗練カジュアルな晩だ。
鶏白レバーと国産牛挽肉で作ったフランス版ハンバーグ「カイエット」¥1,800。
学大の秘密基地で、高感度な大人たちが肩を寄せ合う
渋谷の松見坂で食通を夢中にさせている『Cignale ENOTECA』の始まりは、じつは学大だった。
オーナーシェフの東森俊二さんが“本店”を現在の場所に移してからも学大の店舗を残し、リストランテでもトラットリアでもない“美味空間”として『GASTRONOMIA』を営業。
たった6席の小さな店は、味と雰囲気のどちらも譲れないという大人でつねに賑わっている。
目の前で仕上げられる絶品イタリアンは、あらゆる感覚を刺激する
キャンドルの灯りが生み出す幻想的なムードに包まれながら、黒板メニューに目を向ければ、食いしん坊をときめかせる料理がずらり。
調理の音や香りにも食欲が刺激され、ワインを飲みながら料理が運ばれるのを待つ時間も心が弾む。
上から時計回りに「黒毛和牛のサイコロステーキ」¥3,200、「根室キンキのディアボラ」¥2,500、「生シラスのブルスケッタ」¥1,600。
調理風景を間近に眺めながら、食欲も増進。大皿をシェアしながらワインもすすむ。
ポルト酒やしょうゆで味付けしたヒレ肉やコラトゥーラ・ディ・アリーチというアンチョビの上澄みをソースに使った魚など、インパクトあるメニューがそろう。ボトルワインは¥8,000から。
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ひとりやふたりで訪れる場合、隣席との距離感が気になるところだが、そこはさすがこなれた大人が集う街。
食を通して生まれるゆるやかな交流も心地よく、上質を知る者同士、豊かな時間を過ごすことができる。
都立大学といえば、学芸大学に比べて深夜営業の飲食店が少ないエリア。そんなこの街に、食いしん坊の夜を救う一軒が誕生した。
自由が丘で人気を博した『ワインとイタリア料理141』が、都立大に移転。
駅徒歩20秒という好立地で、ロングカウンターとテーブル席を構えた広々とした空間が実現した。
肉も魚も野菜料理も何を食べてもセンスを感じ、ワインが進む
アラカルトで提供されるのは、イタリア各地の郷土料理。
旬の食材を添えた肉料理や、糖度の異なるトマト3種を使ったパスタなど、どれも深夜のテンションにちょうどいい“手の込んだひと皿”がそろう。
また、鶏レバーのコンフィや、アンチョビオリーブなど、おつまみ感覚の前菜も充実しており、ひとり飲みにもちょうどいい。
ワインリストはあえて置かず、「ドライ」「果実味が強め」など、そのときの気分や好みでタイプ別に選べるのもイマドキ。
しっかりごはんでも、軽く一杯だけでも、自由な使い方ができる。深夜の都立大に、またひとつあかりが増えた。
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