2025.03.18
グルメ界には、そのジャンルに特化したプロが多く存在する。
尋常ならざる熱量で食を重ねてきた彼らから“最推しの店”を教えてもらった。まさにお宝である。
今回は、東京のシーンを彩るデートにもぴったりな、ホテルダニング&バーを紹介する。
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ホテルダイニングの最推しの店を教えてくれたのは…
ホテルライター・大石智子氏
編集者を経てライター13年目。旅、飲食、インタビューと幅広く執筆。温泉街から南米最南端まで、泊まったホテルは950軒以上。この冬はスペインとイタリアのミシュランキーホテルを巡る旅を敢行。
1.皇居外苑を望む優雅な眺望と野菜を駆使した美しきひと皿
『エステール』
私が東京のホテルで最も好きな景色がフランス料理『エステール』にある。
窓の外に広がるのは皇居外苑や日比谷公園の緑。抜け感好き、自然好きにとって、東京でこんなに気持ち良い眺めはない。
夜は内堀通りを流れるクルマのテールランプが綺麗で、丸の内の夜景も楽しめてしまう。マジックタイムの少し前の時間帯からデートを始めれば、うっとり確定。
さらに野菜をたっぷり使ったフレンチというのが嬉しいところ。
シェフの小島 景さんは鎌倉が地元で、毎朝“連売”で野菜を買いつけてから出勤している。
野菜が主役のひと皿はもちろん、ソースにも野菜を駆使し、大都会にいるのに大地を感じる味わい。
小島さんは2023年にシェフに就任したが、その際に25年師事するアラン・デュカスから、「ここはあなたのレストラン。自分の思うようにやってほしい」と言われたとか。
実際、とても伸び伸びと、小島さん自身もここの景色を楽しみながら料理をしている。
ちなみに鎌倉では波乗りもするとのこと。海に潜ってパワーを得ている人の料理っていいなとも思うのだ。
バーの最推しの店を教えてくれたのは…
バージャーナリスト・児島麻理子氏
出版社勤務、11年間のお酒メーカーでの広報を経て、2019年に独立。蒸溜所とバーめぐりをライフワークに、PR、ライターとして活躍中。著書に『おうちでつくれるかんたんスパイスカクテル』がある。
2.東京の街から着想を得たカクテルは、新たなデートの切り札に
『ジャヌ バー』
いま、東京のバーシーンが熱いのは承知の通り。特に最先端を感じられる3軒をご紹介。
まずは、「ジャヌ東京」5階にある『ジャヌ バー』。ここでは、ミクソロジストの南雲主于三(なぐも しゅうぞう)さんが監修のカクテルを楽しめる。
カレーの聖地である「神田」、明太もんじゃに着想を得た「月島」など、東京の街をテーマにしたカクテルがラインナップ。
日本酒や生姜、梅、海苔など国内素材を使ったものもあり、新しい味覚の体験が叶う。
■店舗概要
店名:ジャヌ バー
住所:港区麻布台1-2-2 ジャヌ東京 5F
TEL:050-1809-5550
営業時間:17:00~(L.O.23:30)
定休日:不定休
席数:カウンター12席、テーブル25席
3.海外のようなイマドキ空間で楽しいバーナイトを
『Tokyo Confidential』
同じ港区で勢いに乗っているのが『Tokyo Confidential』。
イギリス人バーテンダーが手掛ける同店には海外からのゲストバーテンダーも多く、最先端のカクテルに触れられる。
ここでは、店名のロゴが書かれたコースターの裏に“告白”を書くのがお決まりだ。
4.名物のパンチボウルを仲間と楽しむ至福
『Punch Room Tokyo』
最後は「東京エディション銀座」の『Punch Room Tokyo』。
複数人でシェアする“パンチボウル”を提供するバーだ。
カクテルは“日本”がテーマで、昔話や居酒屋など日本文化と5つのパンチのフレーバーを掛け合わせ、美しくカクテルに落とし込む。
ラウンジスタイルで仲間と楽しみたい。
■店舗概要
店名:Punch Room Tokyo
住所:中央区銀座2-8-13 東京エディション銀座
TEL:03-6228-7400
営業時間:【火~木】18:00~(L.O.23:30)
【金・土】18:00~(L.O.25:30)
定休日:日曜、月曜
席数:86席
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