あん肝と干瓢の新たな出合いがクセになる! おまかせ16,500円の話題店で見つけた旨すぎる巻物とは?

いま、鮨通の間で注目を集めているのが白金にある『鮨 まつうら』だ。

16,500円という良心的な価格ながらボリュームのあるおまかせと、一度食べたら忘れられない〆の巻物が話題だ。

そして、柔和な雰囲気の店主が作り出すリラックス空間で、心ゆくまで鮨を堪能。

大人が行きつけにしたくなる風情ある鮨店がまた新たに加わった。



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。皆様の「行きたい店リスト」に加えていただければ幸いです。

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白金高輪駅が最寄りだが、恵比寿駅東口からもタクシーで10分ほど


『鮨 まつうら』があるのは白金高輪駅から広尾方面へ歩いて8分ほど行った場所。

閑静な住宅街の一角にある。目印は暖簾と微かに中を覗ける小窓。

この都会のエアポケットとも言える場所に、こぞって鮨好きが集っているという。

柔和な雰囲気の店主は、とにかく笑顔がいい

店主の松浦さん。「鏡を見て練習してます」という、美しい握りの所作にも注目だ


店主の松浦 修さんは松山から上京し、バイトで入った鮮魚店で、魚を卸す楽しさにのめりこみ、鮨職人になったという経歴の持ち主。

その後、名店『鮨 銀座 おのでら』にて、ロス支店立ち上げを任されるほか、恵比寿の『鮨来主』などでも経験を積み、2019年に独立。

席はすっきりとまとめられた8席のカウンターのみ


「魚を捌く技術なら負けません」というだけに、魚の目利きから寝かせるタイミング、下ごしらえなどの仕事も卓越している。

おまかせは16,500円で、つまみ6品、握りはその日の仕入れにより13~14貫を用意。

この価格であることを尋ねると「食べて飲んで2万くらいが自分でも行きたいと思える価格だからです。

2万でも3万円の価値を出せたらいい」とにっこり。


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米の甘味を最大限に引き出した大粒のシャリが旨い!

シャリの粒が非常に大きい


特にこだわっているのが、鮨の根底を支える“シャリの美味しさ”だ。

米マイスターが厳選した粒の大きな米を、強火で一気にぷっくりとしたハリのあるご飯に焚き上げる。

「口に入れてすぐではなく、何度か噛んでほぐれる握りをイメージしています」という。

すし酢に砂糖は使わず、米の強い甘みを武器にする。

そのシャリありきで魚を調整しているので握りの一体感もまた見事。

噛むほどにシャリと魚が奏でる旨みが笑顔をもたらしてくれる。

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