オトナの5分読書 Vol.35

「会社に行きたくないときは、どうしたらいい?」大人の素朴な疑問にお答えます

「仕事に行きたくない」という状況から抜け出すには?


まずは、仕事との向き合い方を改める必要があります。

ただ、それは現状のようなステートが低い時や、仕事に追われ続けているような毎日の中では、なかなか難しいことですから、やはり「まず休む」ことが大事になってきます。

いやいや休めないよ、もしくは、休みにくい職場だという人は、仮病でもなんでもいいので休みましょう。

そのくらいしっかり休まないとリフレッシュできないものですし、それが今までできなかったからこそ、会社が嫌になったり、絶望感や不安感にさいなまされたり、仕事が億劫になるというループから抜け出せないのです。


仕事が嫌なら転職したほうが早いのでは?


職場がツラいなら転職しましょう。自由に生きましょう。とアドバイスする人も今の時代少なくないでしょう。

しかし、今回のギモンに対する答えは違います。仕事の態度、仕事の意義をしっかり意識できてない場合や、そして何よりも自分自身の「ステートマネジメント(状態管理)」スキルがないままに転職したところで、結局また次の職場でもよくない結果となるのは、目に見えています。

どんな仕事でもよい時期もあれば、よくない時期もあります。今では世界トップクラスの時価総額となったApple社もこのまま潰れるのではないか、もう復活できないかもしれないという時期もありました。

そのような時に辞めてしまった人と、そこで踏ん張って頑張った人とでは、あとで受け取れる報酬に大きな差が生まれてしまいます。

未来を見据えて諦めずに、自分の意識を高めてやり続けることは、現代社会でリターンの大きなスキルとも言えるでしょう。


どのような会社で仕事をするにしても、成果を上げられなければ評価されません。

会社がよくない、上司がダメだ、といっても、そういった制約条件のもとでも結果をださなければ、転職するたびに、うまくいかずに苦しむ人生が続きます

こんなときはやるべきことは2つ。

1つは、「状態管理」=自分の感情や身体的なステートをよい状態に変えるスキルを身につけること。

2つ目は、「目標達成」=求められる成果、目標をなんとしても達成することです。

そもそも自分で自分をマネジメントできなければ、他人に嫌なことを言われたり、行動を管理されたりしても仕方ありません。朝寝坊して、親に叱られる子どもと同じです。

ましてや自分をマネジメントできない人にとって、他人はもっとマネジメントできないし、思い通りになりませんから、ストレスを強く感じやすいものです。

結局は自分の行動やステート(感情や身体の状態)、そして結果をマネジメントできないと、仕事のストレスはいつまでも減ることはないし、いつもふと「仕事を辞めたい」と感じ続けてしまうことでしょう。

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