恋愛はいまだかつてなく難しくなっています。
現代ではすべての決断が自分次第。
どこに住んでもいいし、どんな仕事にも就くことができますが、その分選択肢も多くなります。
そんな私たちに突きつけられる最大の難問が、「誰を恋愛相手に選ぶか?」です。
今回紹介する本は、『史上最も恋愛が難しい時代に 理想のパートナーと出会う方法』ローガン・ウリー著(河出書房新社)です。
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1. なぜ、付き合うことがいまだかつてなく難しいのか
「恋とは落ちるものだから、自然に起こる科学反応だ」と考えていませんか。
それでもあなたにいまだに恋人はいないし、結婚もしていないのはなぜなのでしょうか。
では、真実をお伝えします。
すばらしい恋愛関係は、見つけるものではなく築くものなのです。
現代人は、マッチングアプリを通して、何百ものパートナー候補のなかから、次々にスワイプで相手を選ぶことができます。
しかし、選択肢が多すぎて、余計に身動きがとれなくなっている人もいます。
最近、購入前にオンラインで検索したものは何ですか?
どの電動歯ブラシがよいか、どのブルートゥーススピーカーがよいかなどグーグルであと少し検索するだけで“完璧な選択”をできるように感じます。
私たちは、恋愛にも「完璧な選択」を求めてしまうのです。
恋愛でも何百もの選択肢を組み合わせると、どれが「正解」かわかるはずだ、という思考のわなにはまるのです。
しかし、恋愛には「誰かと一緒になるべきか」「どれくらいで妥協すべきか?」といった疑問への「正解」はありません。
さらに現代では、「正しいことをすべき」というメッセージが身の回りに溢れています。
自分の親から「私と同じ過ちを犯さないで!」と言われることもあるだろうし、失敗しないことが何よりも大事だと思いがちです。
「誰と結婚するか」で自分の人生が左右されるように感じますし、一定の年齢に達するまでに子どもを持ちたいと望む女性にとっては、時間的なプレッシャーも感じやすいためこの傾向は顕著です。
この本は、そんなあなたの恋愛がなぜうまくいかないか理由を分析し、思考癖をリセットし、人生のパートナーを見つけるのに役立ちます。
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